省エネ効果の高いインバーター式コンプレッサとタイ現地でのメンテナンスサービスに定評のある三井精機(タイランド)。
今回は、タイで製缶板金加工を行ういなさ(タイランド)(以下、いなさ)の工場でのコンプレッサ導入事例をご紹介する。
いなさの工場では、元々レシプロ形式のコンプレッサ3台を導入し、機械の稼働や加工作業に圧縮エアを使用していた。給油式・オイルフリー式どちらも稼働していたが、以前から故障が多く、修理に時間と費用がかかる上、稼働時に騒音が発生したり、メンテナンスに手間がかかるなどのデメリットを感じていたという。
三井精機製 コンプレッサ導入のきっかけは、既存機械の故障だった。
突発的な故障により、圧縮空気を使用する作業が止まってしまうことから急遽、三井精機の貸し出し用代替機を導入した。
代替機を一定期間使用したのち、使い勝手の良さから同機械を本採用。
現在、いなさの工場ではインバータコンプレッサZgaiard (ジーガイア)を計2台導入している。
既存のレシプロコンプレッサに比べて、コンプレッサ1台あたりの馬力・空気量が増えたため、必要台数も3台から2台へ減少。メンテナンスの手間と、電気代を削減できる結果となった。
「当社工場では、圧縮空気を大量に使用するエアガンを使った加工作業を頻繁に行っています。塗装前工程として、ほとんどのプロジェクトで行う加工なので、工場のコンプレッサ停止は死活問題です。今回の突発的故障に迅速に対応してくれたのが三井精機でした。
三井精機のコンプレッサに交換して以降、省エネや静音効果もさることながら、メンテナンスの面で大変メリットを感じています。以前は、工場スタッフがコンプレッサ周りの日常的な管理を行っていましたが、オイル交換を忘れてしまったり、故障の予兆に気づけなかったりと管理が不十分でした。
三井精機は、コンプレッサの提供だけでなく定期的なサービスメンテナンスも包括的に行ってくれるため、管理者・現場スタッフ共に余計な手間がかからず、安心して工場を運営できています」(いなさ 稲垣氏)
現在、いなさの工場稼働時間は1日あたり平均14~15時間前後。
三井精機のコンプレッサを導入して約1年弱だが、今後は稼働時間の増加も計画しているため、中長期的なスパンでの工場電力の省エネ効果も期待したいという。
取材協力:いなさ(タイランド)
皆川 Minagawa
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池田 Ikeda
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Email: ikeda@mitsuiseikith.com
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