Q. 工場の電気代を安くする方法はありますか?

A. コンプレッサの見直しが必要かもしれません。
工場の固定費の中で、大きな割合を占めるのが電気代です。特に製造業においては、電気代全体の90パーセント近くを生産設備が消費し、そのうちの約30%がコンプレッサによるものとされています。工作機械の動力として欠かせないコンプレッサですが、以下の理由で必要以上の電力を消費していることも考えられます。


■設置場所:高温多湿な場所での使用は、空気量やマシンの性能・寿命などに影響を与えます。
■エア漏れ:配管などからのエア漏れは、余計な電気代がかかるだけでなく、マシンに負荷を与えます。
■メンテナンス不良:吸込弁・吐出弁の摩耗、ロータやフィルタの汚れは効率低下の原因になります。
■コンプレッサの寿命:マシン、圧力容器、部品などには寿命があります。
■作業に不適切なコンプレッサの使用:稼働状況に適した容量、圧縮方式、機能などの見直しが必要です。


これらを改善することで、ほとんどの場合で電気代を大幅に削減することが可能です。


当社は、コンプレッサの診断、メンテナンス、修理などをタイで行なっています。コンプレッサを正常かつ適した場所で使用することは、品質の向上だけでなく、コストの削減にも繋がります。

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