モアテック(タイランド)はチップコンベヤ・プラント・破砕機等を製造販売するモアテック株式会社(本社:愛知県半田市)のタイ法人です。
タイでも日本と同様に、お客様のご要望に合わせてオーダーメイドした各種コンベヤ、破砕機(クラッシャー)等を販売しています。
チップコンベヤは、工作機械で削り出した金属の切粉を自動で搬送する装置です。 タイでの普及率は3割程度で、省人化が進むこの国でも、まだまだ導入が遅れています。
▲モアテック製チップコンベヤ各種(左から、ドラムフィルタータイプ・ヒンジタイプ・マグネットスクレーパータイプ・スクレーパータイプ・スクリュータイプ)
タイ・工場におけるチップコンベヤ導入のメリットとは?
▲動画クリップ(演者は、当社代表の蜷川MD)
動画でも紹介していますが、チップコンベヤがあるとないとでは、日々の作業効率化が全く異なります。チップコンベヤが導入されていない場合の課題は、以下となります。
①人力による切粉回収の手間とコスト
工作機械から排出される切粉を、タイ人スタッフがスコップやフォークを使って毎日掻き出さなければいけません。すべてが手作業になります。
②工場の床の油汚染
大小様々な切粉には、クーラント液として使われる油が染み込んでいます。
工場の床に飛び散った切粉の油で、床がベトベトになってしまいます。
③人体への直接的な危険性
切粉は鋭利な金属ですので、手袋をしていても皮膚が切れる、油で滑って転倒等の危険性があります。
④切粉による機械のトラブル
切粉は1時間に1回程度、定期的に搔き出さなければいけません。掻き出す作業を怠ると切粉が溜まり、切削時にモーターに巻き込まれるといったトラブルが発生します。工作機械によっては、切粉回収の度に機械を停止しなければならないタイプもあります。
それでは、チップコンベヤを導入するとどういったメリットがあるでしょうか。 上記①から④のデメリットが全て解決できます。
①省人化+作業の効率化
②環境対策の強化
③安全対策の強化
④機械トラブルの回避
当社のお客様からも「チップコンベヤを導入してみると、費用対効果がすぐにわかる」という声を多くいただきます。
▲破砕機(チップクラッシャー)
お客様のご要望にお応えする、モアテックのオーダーメイド
モアテック(タイランド)のチップコンベヤは、お客様の工作機械に合わせて取り付け幅・高さ・長さ等すべてがオーダーメイドです。例えば、工場の外まで切粉の搬送距離を延長することもできます。
製作にあたっては、お客様の工場に伺って工作機械やラインの確認を行ない、設計図(2D /3Dによる)を提出します。工場へのインストールはもちろん、アフターサービスも万全です。トラブル対応は24時間365日で、部品の在庫があれば即日修理いたします。
タイにも自動化の波が押し寄せています。モアテックもその波に乗って、お客様の作業効率化の一助となりたいと願っています。ぜひ当社の製品をご利用ください。
蜷川 照康 Ninagawa Teruyasu(左)
Managing Director
杉浦 真理亜 Maria Sugiura(右)
Sales Assistant
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