モアテック(タイランド)は、タイでチップコンベヤをはじめとする切粉処理装置の製造と販売を行っている。
今回は、タイで化粧品パッケージの製造を行うA. Best Inter Products(以下、ABIP)でのチップコンベヤ導入事例をご紹介する。
ABPIは、主に化粧品に使用されるボトルやジャー容器の設計から製造までワンストップで行う一流パッケージメーカーだ。プラスチックやアルミ素材の加工を行っており、化粧品・日用品・自動車部品など幅広い製品ラインアップをもつ。
同社の強みは、設計から製造(金型作成~生産管理)までワンストップで対応できる点だ。
旋盤などの加工機は、特に金型の製造工程において活用されており、製造をより効率的にするためモアテックのヒンジ式コンベヤが導入された。
モアテックのチップコンベヤ導入以前、ABIPでは、以下のような課題があった。
△ 加工時にシャフトに切粉が巻き付きやすい
△ 切粉排出の不具合により機械が停止し、ダウンタイムが発生
モアテックのチップコンベヤを導入して約3ヶ月が経過するが、以前と比較して作業効率が大幅に向上しているという。
チップコンベヤ導入時には、納入後すぐに使用できるように、お客様工場での稼働テスト立ち合いや現場スタッフへのフォローアップなども丁寧に行っている。
モアテック(タイランド)では、お客様が求める用途に適したコンベヤの設計およびカスタマイズサービスを提供している。タイ現地で設計と製造を行っており、タイ人・日本人スタッフによるスピーディーなカスタマーサービスが支持されている。
また、多種多様なスペアパーツをタイで豊富に在庫しており、他社製チップコンベヤの修理やカスタマイズにも対応している点は他社にはない強みの一つだ。タイで修理・カスタマイズができれば輸送費や納期を削減できるため、既存製品のカスタマイズは近年相談も増えているという。
実際に現場で機械を使用しているABIPのチャイワット氏とサランユー氏はモアテックのチップコンベヤについて以下のように評価している。
「将来的には生産拡大に伴い、チップコンベヤの導入も増えていく予定です。モアテックのチップコンベヤの性能や使いやすさに感動したので、同社のチップコンベヤを1番の選択肢として考えています」
加藤 Kato
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Email: h.kato@moretech.co.th