NACHI ロボットの使い方、お教えします!!
▲杉本 卓矢(すぎもと たくや)/NACHI ロボット テクニカル センターにて撮影
2021年7月にタイに赴任したばかりの杉本です。
どうぞよろしくお願いいたします。
私は、NACHI ロボットのテクニカル エンジニアリング マネージャーとして、主にNACHI ロボットユーザーである、タイの日系企業のお客様へのテクニカルサポート(修理・点検・メンテナンス)や、タイ人スタッフへの技術指導、ティーチングの指導などを担当しています。
私がほぼ常駐している『NACHI ロボット テクニカル センター』では、新規ユーザーとなられる方々や、すでにNACHIのロボットを導入いただいているお客様へ向けたサポートの一環として、ロボットを使ったラインの展示や実機の操作体験、ロボットスクールといった事を実施しています。
読者の皆様に、当センターのご紹介をしたいと思います。
▲ロボットを使った自動車のスポット溶接の展示。使われているロボット『SRA-210H』は、可搬重量210 kg。スポット溶接に必要な様々なケーブルを保護するA-trac4を装備しています
「見て・触れて・体験できる」NACHI ロボットの展示
NACHI ロボット テクニカル センターは、BTSアソーク駅から車で5分もかからない場所(オーシャンタワー1階)にあります。
「NACHI ロボットの実機を見て・触れて・体験できる」をコンセプトとして、2017年7月7日にオープンしました。
この施設の総面積は約480 m2で、写真のようなセル単位での展示をしていますので、様々な形態の工場にロボットを導入した際の「サイズ感」が見てお分かりになるでしょう。(2021年12月現在、ロボットによるデモは休止中)
▲パレット搬送のイメージ
NACHIの6軸多関節ロボットは、人間の手以上に複雑な動きを疲れることなく実行できますので、“製造工場で働く人”目線で当施設を見学していただくと「うちの工場では、こういったことにロボットが使えそう」といった具体的なイメージが掴めることと思います。
当社には、周辺設備を含めたレイアウト込みで工場ラインの設備をデザインするチームがいますので、漠然と「ロボットを使って省人化をしたい」と考えていらっしゃるお客様には、こちらからご提案いたします。
まずは、当施設を見学しに来ていただきたいです。
▲▼軽量・コンパクト・高速のオールラウンド産業用ロボットMZシリーズ『MZ07』に吸盤アームを取り付けたピッキングシステム
ロボットスクールで学ぶ、NACHI ロボットの使い方
NACHI ロボット テクニカル センターで最も力を入れているのが、『ロボットスクール』です。
ロボットスクールでは、当社の講師がNACHI製品をご購入されたお客様へ、NACHI ロボットの使用方法やティーチング時のプログラムの方法などを、当施設にて講義形式でお教えするプログラムです。
▲ロボットスクール講義の様子
元々、NACHIのロボットは操作が判りやすいと評判なのですが、ロボットスクールに参加していただくことにより、導入から運用までのノウハウを学ぶことができます。
講義内容の一例
・ロボットの仕組み
・操作方法
・機能説明
・設定方法
・ティーチングの仕方
・保守点検 等
なお、講義は2日間程度、参加人数は最大5名(要相談)、ご購入されたお客様へは無償で開催します。講師は、使用する言語によって当社のタイ人・日本人(杉本)が担当します。
ロボットスクールの開講は予約が必要ですので、ご不明の点があれば下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
NACHI ROBOT TECHNICAL CENTER
Unit170/2 Ocean Tower 1 Bldg., 1st Fl., Soi Sukhumvit 16 (Smmitr), Rachada Rd., Klongtoey, Klongoey, Bangkok 10110