11月にバンコク・BITECHで開催された「METALEX 2020」に初出展したナノ精密。展示会場で、大石修寛(おおいし のぶひろ)MDと矢田一晃(やだ かずあき)マーケティング・購買ダイレクターに、不具合品を作らないための総合監視・管理システム「LINE QC SPECIALIST(以下LQS)」について話を伺った。
過去の記事でも数回にわたって解説しているLQSは、全数検査の必要性を説いてきたナノ精密が辿り着いた「製造ラインにおける理想の管理システム」だ。
LQSは、お客様の社内の製造ルールに則り、
① 製品が常に社内管理スペック範囲内(量産規格の内側)で
② 安全に、ルール通りに製造されるよう
ソフトが作業手順と測定値の自動入力、傾向表示、測定値の管理・測定器を監視・管理する仕組みである。
▶︎ 機械精度、工程能力の可視化
▶︎ 設備上の具体的な問題箇所の推定(主軸の振れ精度や、使用しているホルダーやインサートなど)
▶︎ 各作業員の努力の度合いの可視化(センター管理/従業員の評価、給与査定にも使用可能)
▶︎ 各工程の処理能力を把握することで、過剰な頻度での測定を減らし、生産性の改善が可能
▶︎ 測定頻度管理をシステム化し、製造ルールを徹底的に守らせる。異常時には警告を発信
▶︎ 測定データの蓄積(ビッグデータ)による品質改善と効率化を促進
その他には機械のメンテナンスの優先順位、修理箇所の推定、機械の使用・不使用の判断、サプライヤー評価、変化点管理などにも活用できる。
METALEXでは、切削のプロから「LQSは非常に良い! 皆が欲しいですよ、これ!」というお墨付きをいただきました。
会場でお客様と直接会話をして、LQSの仕組みをご説明して、ご理解いただくことが重要だと再認識しました。
今後は、お客様にセミナー形式で仕組みを丁寧にご説明し、ご理解いただく。
そして、希望の方へは無償でデモ機を提供し、データ収集・分析の効果を実感していただく。
この様な丁寧なPR活動をしていきたいと思います。
来年から工業団地で PR 活動を展開していきます。ご期待ください」
コロナ禍での出展でお客様の動員具合を心配しましたが、お陰様でたくさんの方々にブースにお越しいただきました。皆様ありがとうございました。
2021年もモノづくりの現場において、品質保証に関する様々な困りごとや問題を解決する外部ブレーンとして、皆様のお役に立てるよう、選別事業や総合監視・管理システム(LQS)のご提案をいたします。
ナノ精密は、2021年初頭からタイの主な工業団地をまわり、LQSのセミナーを開催する予定。METALEX会場で多くの来場者に驚きを与えたLQSの革新性を、ご体感ください。
Office
Tel: +66(0)2-315-2216~7
矢田 Yada
Mobile: +66(0)61-572-1700
Email: yada@fortune-cross.com
大石 Oishi
Mobile: +66(0)89-990-5245
Email: oishi@fortune-cross.com
Kanin(日本語対応可)
Mobile: +66(0)92-029-6914
Email: kanin@fortune-cross.com