出荷前の全数検査
出荷前の100%選別により、NG品の流出を徹底防止。
生産へのフィードバックにより、品質改善を行う。
製造したものを全数チェックして、不良品の流出を防ぐのが『出荷前の全数選別』です。
100万個に1つの流出も許されないという、お客様の合格基準が厳しくなってきている昨今では、工程内の品質改善だけでは数が多すぎて対応できません。
ナノ精密は、「出荷前の100% 全数選別」を確実に遂行するために必要な、自動選別機/外観検査機/過流試験機/選別請負代行サービスなどを取り揃えています。
自動化・省力化を進めたいが予算がネックになっている、生産工程から出荷までのどこを自動化できるのかわからない、といった品質管理の悩みをお持ちのお客様に、ベストなソリューションをご提案します。
最速選別機ViZiON × KEYENCEインライン投影画像測定器
台湾メーカーViZiONの自動選別機とKEYENCEのインライン投影画像測定器を組み合わせた、ナノ精密オリジナルの選別機。
UAZNCの高速自動選別機 ▶︎ LINK
8つのCCDカメラを搭載した高速自動選別機。寸法・変形・ミックス・外観の検査をこれ1台でカバーします。
ナノ精密の選別請負、代行サービス
当社で選別サービスを請け負います。
1日あたり 5万個 ~10万個の選別が可能です。(サイクルタイムによる)
ナノ精密は、マニュアル選別事業の大手 TRIGO QUALITY SERVICES と業務提携し、TRIGO ラヨーン事業所内に自動選別ハウスを設置、請負選別サービスを開始しました。
TRIGO QUALITY SERVICES (THAILAND) Co.,Ltd.
テックマンの協働ロボットを使用した半自動外観検査
協働ロボットにカメラを内蔵したテックマン ロボットを用いて外観検査を行います。
TRIGO(検査サービス)による外観目視選別でNG品ゼロ
イースタンシーボード、チョンブリ、バンナーに検査員を持つTRIGO。
日系、欧米などの自動車部品メーカーを中心に品質サービスを提供しています。
DECSYSの外観検査装置 ▶︎ LINK
ワークを手投入するだけ。選別検査のみ自動化することで、低コストにて定量検査が可能に。
東芝のAI画像自動検査パッケージ
良品学習方式を使った東芝独自のAI画像検査技術で検査工程を自動化。
閾値最適化手法による良品学習で不良品の見逃し防止+誤検出の低減が可能に。
硬度・組織・材料検査
ViZiON自動選別機 + ELOTEST IS3
オプションによる渦流探傷装置化
ドイツ・ローマン製 ELOTEST IS3 をViZiON自動選別機に装着する事で、高速自動選別しながら、同時に渦流探傷試験を行う事が可能です。
硬度・組織・材料検査
金属製品の非接触・非破壊式渦流試験機 FTS-eddy1 ▶︎ LINK
目視では判別不可能な材料や熱処理のNG品を検知し、確実に排除できます。
パーツフィーダー ▶︎ LINK
画像処理装置や自動機に欠かせないパーツフィーダーを、低価格オーダーメイドでご提供します。
打痕防止回収装置
高速自動選別機から排出されたワーク同士の接触を回避し、打痕傷・擦り傷を防止する装置です。
ホッパー
省人化や夜間の操業時に作業員がいなくても、投入量を調整しパーツフィーダーに自動で製品を供給します。
梱包機
省人化・一部自動化など、様々な要求に対応する梱包機をご用意します。
カニン / Kanin Hongsunirundon
Marketing & Purchasing Manager
当社は、新しい機器の開発にも積極的です。
ASEANの主要産業アウトソーシングおよびビジネスマッチングイベント『SUBCON Thailand 2022』で初披露の予定だった中国・UAZNCの高速自動選別機には8つのカメラが搭載されていて、縦横斜めから瞬時に可否を判定できます。
そして、台湾の選別機メーカーViZiONの自動選別機とキーエンスのインライン投影画像測定器を組み合わせたコラボレーション機は、10μという公差が非常に厳しい切削品の寸法検査が瞬時にできるようになりました。
1分間に100〜150個と、作業員が行う検査の20倍〜40倍のスピードで全数検査をすることが可能です。
出荷後の品質管理
ナノ精密のZERO DEFECTSは、全数検査で合格した製品を出荷して終わりではありません。
生産工程で取得したLQSのデータは、ビッグデータとして蓄積されるため、分析ソフト『MQA(Mass Quality Analysis)』を使って
① アイテムごと、担当者ごとの工程能力を分析
② 機械ごとの工程能力から設備の健康診断
③ 作業者ごとの工程能力から人の評価・監視
④ 変化点管理
などを解析し、的確で重要なヒントを得ることで本質的な品質改善を実施できます。
大石 修寛 / Nobuhiro Oishi
Managing Director
ナノ精密は、台湾製のViSiON、中国製のUAZNCという2つのブランドの自動高速選別の設備を取り扱っています。
今回の 『SUBCON Thailand 2022』に向けて、新しい選別機を開発しました。
UAZNCの自動選別機は、8つのCCDカメラ仕様でその内の2つの特殊レンズカメラで外径360度/内径360度を視ることができます。
台湾のViSiONは、これまでスクリュー、ナットなど冷間鍛造品の選別が主流だったのですが、10μ単位の精度が必要な切削品・研磨品を検査することができる、キーエンスのレーザーをコンバインさせたカメラとレーザーの最新高速自動選別機になりました。
これからもあったら良いなという画期的な技術開発を続けていきます。