製品(ワーク)同士の接触により生じる打痕傷・擦り傷を防止する打痕防止回収装置
28/10/2024
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矢田 一晃Marketing & Purchasing Director

キーエンスレーザー搭載の自動選別機など検査(対象ワーク)の幅が広がるにつれて次なる課題となるのが、傷・打痕対策。 ワークの供給と排出部分で、製品同士がぶつかることで傷をつけてしまう問題です。
今回はそんな悩みを解決する、排出部分の打痕防止回収装置を紹介します。



工業用洗浄剤を浸した装置に製品を落下させ、ピッチの異なるリードスクリューで製品を一定間隔に搬送することで、製品同士の衝突による傷や引掻きを防ぎながらワークを回収する装置です。
※洗浄液は速乾性に優れる洗浄剤なので直ぐに乾きます。


スクリュー・ワーク間の摩擦ほぼゼロ
梱包作業の自動化も可能

サイズは 60ミリ四方以下のワークが対象で、現在毎分60個程度(毎時3,600個)の速度で搬送するため、1シフトで2万個程度の処理が可能となります。

スクリューとガイドプレートに低摩擦系の樹脂を使用してるので、スクリューとワークとの摩擦がほぼゼロ状態を作り出し、傷や引掻きを防止します。

スクリュー搬送して斜め45度上にコンベアで掻き上げたあと、現在はマニュアルによる梱包ですが、お客様のご要望に合わせて自動化の提案も可能です。

ワーク 打痕傷 防止 タイ

▲液中移載により、ワーク同士の接触により生じる打痕傷を防止


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