『LINE QC LITE(ラインキューシーライト)』は、出荷前の検査データをパソコンに自動出力し、リアルタイムに合否判定を行えるシステムです。
今回は、同システムの特長とメリットを実際に製造現場で使用しているお客様の声と共にご紹介します。
「LINE QC LITE」は、2023年に販売がはじまったナノ精密が手掛ける新たなソリューションです。ワイヤレス対応の測定器から送信された測定データをパソコンで自動取り込みし、お客様独自レイアウトの検査表(エクセルデータ)を作成することが可能な画期的検査システムです。
幅広い種類の測定器と接続でき、測定器のタイプにあわせて、データ自動入力が可能です。
<直接接続可能な測定器 一例>
・ダイヤル/デプスゲージ
・ボアゲージ
・専用マイクロメーター
・ノギス
・各種エアマイクロ
・電子ゲージ など
※その他測定器からのデータ入力は要相談
測定対象となる各測定部位・ワーク本数・測定順序なども自由に設定ができ、お客様独自の規格レンジを測定部位ごとに設定可能です。データをパソコンで受信しながらリアルタイムに合否判定を行うため、NGを見逃しません。
最大のメリットは、測定データを手書きから自動入力へ切り替えることによる作業負担の軽減と大幅な作業時間の削減です。手作業と比較して、人的ミスを軽減し、作業効率向上に寄与します。
タイでモーターシャフトをはじめとする精密部品加工を行うFORTUNE CROSS (THAILAND) CO.,LTDではm出荷前検査に「LINE QC LITE」を活用いただいています。同社では、システム導入により、以下のような課題解決を実現しました。
「当社は長年、加工品質の改善に力を入れてきました。LINE QC LITEを導入したことでヒューマンエラーが削減でき、NG品の見逃しも大幅に減らすことができています。データの手書き入力が不要になったことで、作業時間も短縮し、現場スタッフからも大変好評です。費用対効果が高いので、製造業全般の出荷前最終検査用システムとして導入を推奨します」(フォーチュンクロスタイランド 山本工場長)
取得した検査データは、半永久的に保存できますので、蓄積データを分析していくことで更なる品質改善にも貢献します。
また、LINE QC LITEのシステムプログラムはパソコン1台に対して1ライセンスで使用いただけます。製品数に制限はなく、ソフトウェアの定額費用のみでご利用いただけるので、対応製品が増えるほど高いコストパフォーマンスを発揮します。
※U-Waveなどデジマチック送受信機の費用は別途必要です。
LINE QC LITEは、製造業において、省人化を迅速かつ手軽に実現したい企業様におすすめです。
デモ版のご用意もございますのでご興味のある方は、以下お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
Office
Tel: +66(0)2-315-2216~7
矢田 Yada
Mobile: +66(0)61-572-1700
Email: yada@fortune-cross.com
大石 Oishi
Mobile: +66(0)89-990-5245
Email: oishi@fortune-cross.com
Kanin(日本語対応可)
Mobile: +66(0)92-029-6914
Email: kanin@fortune-cross.com