タイにおいて各種部品の自動選別機販売を行う当社。
ショールーム機能を持たせた「選別ハウス」を貸し倉庫内に設置し、導入を検討されるお客様への案内を行うほか、部品等の請負検査事業を展開しています。
この度、当社はタイに続きインドでも選別ハウスを設置することになりました。14億人の人口を抱えるインドには自動車を中心に製造業が集積し、将来的に大きな市場に発展することが期待されています。まずは2年間の期間限定プロジェクトとして、デリー地域に「選別ハウス」を設置し、タイと同様のサービスを開始する予定です。
当社がインドに参入を決めた大きな理由のひとつは、「世界で一番安い」とされる部品市場の存在です。不良品の混在が多いインド市場で、ほぼ100%の良品選別が可能となれば、部品を使って組み立てを行うメーカーは、自社内での選別業務が不要となります。これにより人件費等を削減することができます。良品選別は費用面でも極めて安価にでき、新たな負担がほとんどかかりません。
良品選別によって高い付加価値を付けて販路拡大が進めば、インド市場でも必ず選別業務の価値と必要性を理解していただけるものと考えています。
デリー支店のオープンは8‐9月を予定。
新たな「選別ハウス」も、それに合わせて稼働をしてまいります。自動選別機は、タイと同様のものを2台設置します。これにより1日わずか8時間の稼働で合計20万個の部品等の選別が可能となります。必要に応じて、操業時間を延長するなどの対応も検討していきます。
デリー支店(ブランチ)には、インド人マネジャーとしてスリナス(29歳)が着任予定です。当面、営業全般から選別器の操作、メンテナンス、管理業務までを一貫して担当する予定です。
スリナスは、クラッチメーカー出身のQAマンで、サプライヤーとのコネクションも多く、豊富な経験を持っています。粘り強く、相手の立場にたって考えることができるので、今回の適任者と考えています。現在、タイで研修を積んでいるほか、3月からは当社が専属代理店契約を結ぶ台湾の選別機メーカーに派遣して、操作法やメンテナンス術などを習得する計画です。
今回のデリー支店の開設および「選別ハウス」の設置後、将来性があると判断できれば、同様に製造業が盛んなムンバイなどのインド各都市、さらにはベトナムなど東南アジア各国への進出も検討しています。
良品選別にコストをかけることが、新たな付加価値と高利益を生むということを理解して頂ければ、必ず各国に拡がっていく事業だと考えています。
■良品選別サービス・機器に関するお問合せ(タイ支社)
「品質や量、価格で困っていませんか」。インドではマネジャーのスリナスを中心に、選別機販売と請負検査業務を行ってまいります。ご関心をお持ちの際は、ナノ精密までお問合せ下さい。
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矢田 Yada
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