当社の母体である西居製作所は1949年、東京都大田区に設立されました。設立以来、長年にわたり、金型およびプレス加工に取り組み、その品質を向上させてきました。
2006年、当社は、初めての海外拠点「NISHII FINE PRESS」をタイで設立し、2007年に精密加工の量産事業を開始しました。そして2011年には、当社のコア技術である金型事業をタイでもスタートさせることができました。タイでは、カメラ部品の量産プレスを足掛かりに、日本で実績のある取引先様にチャンスをいただきました。現在は自動車業界との取引が大幅に増えています。
西居製作所のモットーは「心で感じて、技術で応える」です。このモットーのもと、タイでも経験豊富な日本人スタッフと、若くて優秀なタイ人スタッフが、互いの得意分野を生かし、日々の業務に取り組んでいます。近年、タイでも自動化が進み、当社でも半自動化「セミオートメーション」を利用しています。しかし、「心で感じる」ことが弊社のモットーですので、全てを機械に置き換えることはありません。機械は心で感じることができませんからね。しかし、人間が感じたことを技術に反映させれば、機械は応えてくれると思います。人も機械も適材適所が重要です。スタッフと機械が連携して、質の高い自動車部品を継続的に供給できるよう取り組んでまいります。
当社は自動車部品の中でも主に、小物で板厚1㎜以下のプレス加工を得意としています。小物とは、名刺半分以下のサイズから2,3㎜程度の部品です。それら小物の自動車部品は、電子制御関連に使用される精密プレス部品、安全に関わる高性能センサ部品などです。他にも、デジタルカメラのリフレクタや、ユニークなところでは文房具の部品なども手掛けています。
素材は、鉄、銅、リン青銅、ステンレス、プラステックフィルム、鏡面アルミと幅広く対応しており、お客様からも高い評価を頂いております。また、これらの精密部品は、順送金型を用いて量産しています。精密部品は、タイにおいても発展が期待できる分野ですので、今後も注力していきます。
お客様が希望する金型を、確かな精度と品質で納品するためには、社内製作が不可欠です。弊社はタイにおいても金型製作とメンテナスを社内で出来る体制を整え、量産金型はお客様のニーズに合わせて設計・製作を行っています。
原点である金型技術を未来につなげるため、また、部品メーカーの責任として、金型製造のコア技術を磨くことは重要です。
今後、様々な技術革新が起きようとも、モノ作りの原点が人であることは変わりません。だからこそ、当社ならではの、心で感じて技術で応えた精密プレス加工製品をご提供できると考えています。
小物、うす物のプレス加工で疑問や質問などございましたら、些細なことでも結構ですので、お気軽にお問合せください。心を込めて返信させていただきます。
Nishii Fine (Thailand) Co., Ltd.
Tel:+66(0)-3844-7147-8
Mobile:+66(0)87-704-4203(日本語:西居)
Email:hirokazu@nishii-th.com
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西居 Nishii
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