「ねじ締め作業に時間がかかる」「ねじを途中で落としてしまう」そんな悩みはありませんか? ねじを先端までエアー圧送して、ねじ締め作業時間の短縮や効率化が図れます。 導入してすぐに使用できる FEEDMAT「FM503H」を動画と共に紹介します。
ハンディ自動ねじ締め機FEEDMAT「FM503H」の仕様
①フィーダ
FM503Hは、ねじをかき上げ、直進レールに流し込み、ねじを1本ずつ瞬時に圧送します。
フィーダは、ねじのサイズや形状に合わせて計3タイプをラインアップ。
FF503H … M2〜M5まで
FF801H … M3〜M8まで
FF311DR … M1.2〜M3まで
全てのタイプでエアー圧送が可能です。
②ねじ送りホース
使用する圧送ホースは専用ホースです。
ねじの形状により、最適なホースを選定します。
③ドライバユニット
ドライバとチャックユニット、ねじ送りセンサ部が一体となったユニットです。上下方向のねじ締めのほか、横締めにはグリップ付きドライバで対応も可能です。
③-1ドライバ仕様(ドライバユニット部)
用途やトルクに応じてエアドライバもしくは電気ドライバを選択してください。
現在ご使用中のドライバを取り付けることも可能です。
③-2チャックユニット(ドライバユニット部)
ねじサイズに応じて標準チャックもしくは反転防止チャックを選定します。
ワークと干渉がある場合は、特殊チャックで対応します。
④補助ホッパ(オプション)
ねじの投入回数を減らすため、補助ホッパを取り付けることができます。
SH300 … FF503H用
SH200 … FF801H用
フィーダ導入後でも後付けが可能です。
【ここ重要!①】ねじサイズ
ねじのサイズによっては圧送が出来ない(ホース内で反転する、ホース内で詰まりやすい)ものがあります。まずは、ねじのサイズをお知らせください。
圧送OKは頭部径よりも首下が長いものが最低条件。ねじ頭径1:首下長さ1.2が目安です。
また、チャック爪からねじの出代が少ない場合は、チャック爪がワークと接触することを避けるため、円筒ガイドや当て板を取り付けます。
【ここ重要!②】ワーク形状
締付箇所にチャックユニットが直接アクセスするため、ワークとの干渉を注意する必要があります。ワークの形状(締付位置の周辺)をお知らせください。
チャックユニットを特殊形状にすることで、ワークの突起物を避けて締付ることができます。
▲チャックユニット干渉回避例
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総合ねじ締め機メーカーのNITTOSEIKOは、ねじ締め作業の悩みを解決します。