NITTOSEIKOのベストセラー Yθ(直進+旋回)型ねじ締めロボット『SR565YΘ-Z』
28/10/2024
ねじっとくんのアバター画像
ねじっとくん

▲自動ねじ締めロボット本体『SR565Yθ-Z』(左)と装置の構成例(右)
①ねじ締めドライバ&コントローラ ②ねじ締めユニット(Z軸) ③ねじ締めロボット ④ねじ供給機 ⑤ロボットコントローラ ⑥ティーチングペンダント

ねじ締めロボット『 SR565YΘ-Z』は、昇降Z軸にACサーボモータを搭載し、推力を制御することで、理想的なねじ締めを可能にします。



ねじ締めロボット『SR565YΘ-Z』の特長

①推力調整による、高品質なねじ締め

推力可変制御機能付ACサーボZ軸を搭載しており、締め上げ時の推力を調整しながら、ねじ締めを行ないます。
締付け条件が個別に設定できるKX/NXドライバ(当社製)との組み合わせにより、最適な締付けを実現します。

◆お薦めの用途
①タッピンねじ ②カムアウト防止 ③ドリルねじ ④めねじ破損防止 ⑤衝撃軽減

事例: タッピンねじの空転(ねじバカ)
原因: ドライバモータの慣性による締め過ぎ
事例: アルミダイキャスト材でのねじ浮き
原因: 軟質金属特性による焼付き
事例: ドリルねじでの躍り、穴あけNG
原因: 推力(押付け力)不足
事例: 不充分、不安定な高さ検出
原因: 近接センサによる検出レベルの限界
事例: アルミ、樹脂材のめねじ破壊
原因: 過剰な推力&下降スピードによる衝撃負荷
事例: ワークへの打痕傷
原因: 過剰な推力&下降スピードによる衝撃負荷
事例: カムアウト(ビットの浮き上がり)
原因: ねじ込み、増締め時の推力不足
事例: ナット、ねじの斜め喰い付き
原因: 喰い付き時のかみ合わせが不足

◆対象ファスナー
①小ねじ ②タッピンねじ ③六角ボルト ④六角ナット ⑤スタッドボルト


②YΘ(直進+旋回)による機械の小型化

通常、ロボットはX軸とY軸によって駆動します。
本機では、X軸の代わりに旋回駆動するΘ(シータ)軸を取り入れ、YΘ(直進+旋回)による動作性能を維持しました。これにより、ねじ締めロボットの小型化に成功しました。


③通信機能の強化

Ethernetポートを標準装備しています。
オプションで、本機にCC-Link、 DeviceNetインターフェイスユニットを内蔵可能です。


④ねじの自動供給

ねじ供給機 を組み合わせることにより、ねじをドライバの先端までエアー圧送し、ねじの落下・紛失を防止。ねじ締め作業時間の短縮や効率化を図ることができます。
また、一般的なパーツフィーダーに比べ、低コスト、低騒音、少スペースも実現しています。


ねじロボ『YΘ(シータ)シリーズ』のラインアップ

YΘシリーズには、小型ワーク向けのコンパクトタイプや、ロングアーム・高トルクに対応した高剛性モデルもあります。

SR565YΘ…昇降軸にエアシリンダを使用した廉価版モデル
SR565YΘ-H…ロングアームや高トルクに対応した高剛性モデル
SR375YΘ…小型ワーク向けのコンパクトモデル
SR765YΘ…高トルク対応。六角ボルトも締付け可能


デモ機を設置しました!
実機で体感ください



タイでねじ締めに関してお困りの方は、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください。

お問い合わせ

下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
Loading...