工場内の省人化やソーシャルディスタンスを推進
▲協働ロボットに日東精工のねじ締めツールを搭載
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、私たちの生活様式は、一変しました。
製造業の現場においても様々な変革が求められ、感染リスクを最小限に抑えるため、生産ラインの見直し・再編が不可欠となっています。
このような状況下で、工場の生産ラインに協働ロボット(Universal Robot)を導入する動きが加速しています。
ソーシャルディスタンスと高効率化が同時に実現する
『協働ロボット + ねじ締めツール + ねじフィーダ』
協働ロボットは、従来の産業用ロボットのように柵で隔離する必要がなく、低コストで導入可能です。そして、人と並んで作業し、高度で柔軟な作業をスピーディーに行ないます。
「ソーシャルディスタンスを確保することで、現場の生産性がどうしても落ちてしまう……」
コロナ禍におけるそんな悩みも、人の配置を分散させ、且つ効率的に作業ができる協働ロボット+日東精工のねじ締めツールなら解決できます!
日東精工が開発した、協働ロボット専用ねじ締めツールとは?
当社は、日本の親会社日東精工と連携し、協働ロボットに高性能なねじ締めツールを搭載することに成功しました。
協働ロボットはスカラ型ロボットなどに比べて可搬重量が軽いため、軽いねじ締めツールでないと持つことができません。そこで、ねじ締めツールを軽量化することで、協働ロボットへの搭載を可能にしました。
日東精工のねじ締めツールが、協働ロボットの締結用ユニットとして安定したパフォーマンスを発揮します。 配置換えやプログラミングも容易です。
▲ロボット搭載例
▲構成例
協働ロボット専用ねじ締めツールの特長
⓵ トルクの上下限だけでは判定できない締付け不良を発見
ねじ浮き・斜め締め・カムアウトなどをチェックできます。
⓶ 任意のOK範囲と比較し、締付け結果の合否判定が可能
波形処理機能により、締付け結果の合否判定が可能です。
⓷ 締付けトルクを高精度に測定・監視
トルクセンサにより正確にトルク値を検出します。
⓸ データ収集機能を搭載し、トレーサビリティを確立
通信用Ethernetポートによるデータ収集が可能です。
⓹ 製品ごと、ポイントごとにねじ締め条件を切り替え可能
ねじ締め条件を最大32種まで登録可能です。
⓺ 速く、精度良く、締付け可能
2段締め・タッピング締めなど、様々な方式を標準搭載しています。
⓻ パッケージソフトウエア付属
様々な機能を1つのソフトウェアに集約し、使いやすくなりました。
▲様々な締付け方式を標準搭載したねじ締めツール
コロナの感染の長期化により、製造業もニューノーマルへの対応が求められています。
お客様の生産ラインの見直しに、ぜひ日東精工の高性能ねじ締めツール搭載の協働ロボットをご検討ください!