世界大手の鉄鋼メーカー「日本製鉄」のグループ企業で、情報システム部門を担う「日鉄ソリューションズ」は2013年タイに進出し、日系製造業を中心に現地のシステムサポートに貢献している。
一つ目は、技術力。産業の基盤である製鉄業を親会社に持ち、ここで培った複雑なシステム導入・保守のノウハウと知見が同社の最大の強みである。 親会社のシステムは、24時間365日稼働するシステム。止めてはいけない。止まらせてはいけない。絶え間なく稼動する事が必須のシステムを守っている経験値は大きい。
二つ目は、人材力。タイ人マネージャーに任せきりになる現地企業が多い中、同社は日・タイ双方のプロジェクト・マネージャを配置する「ハイブリッド体制」でコミュニケーションリスクを最小限に抑えている。 また、社内共通言語は英語とし、入社時の必須要件としている。細かい顧客ニーズを日・タイ双方のプロジェクトメンバで理解し遂行する為には、共通の言葉による意思疎通が必要不可欠であるためだ。
三つ目は、総合力。企画・構想の相談からシステムの構築、導入、運用後の保守まで、一貫したトータルサポートが出来る会社は少ない。構築・導入をめぐっては、ライバル他社が入り乱れているのがこの業界の現実。「ここまでしか出来ません」とは決して言わないプロの矜持がそこにはある。
タイで事業を展開し再来年には満10年となる。近年多いのが、統合基幹業務システム(ERP)を導入したものの、導入した会社が倒産した、あるいはサービスに不満があったのでシステムを見直したいと駆け込んでくるケースだ。
こういった場面でも柔軟に対応できるのが、同社の頼りになるところ。同社を知る顧客からは「最後の駆け込み寺」と重宝がられている。こういった顧客は、システム構築の難しさを痛いほど理解しているだけに、「むしろ、やりがいがある」と営業の石井GM。
また、社内の人的リソースのみで対応できるのも強みの一つであり、全てを自社社員で分業しているため、確認もしやすければ見落としも少ない。数ある(ERPパッケージ)取扱ベンダーの中でも、抜きん出た技術力に人材力、そして総合力を兼ね備え、ERPチームにおいては開発SEに約20名、コンサルタントに約25名を配置する手厚さも魅力である。
顧客からの要望にも臨機応変に対応でき、こうした姿勢がひとえに顧客満足度を高めている。まさに、システム構築のプロフェッショナルここにあり、だ。
タイでシステム・ERP(基幹業務システム)の導入でお困りの際は、以下のフォームからご連絡ください。
Bangkok Head Office
Tel: +66(0)2-286-3630
Email: contact@th.nssol.nipponsteel.com
浅井 Asai
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