オークマ テクノ(タイランド)の発案に賛同した在タイ日系企業など13社(2021年4月現在)が結集し発足した『CUBIC PARTNERS(キュービックパートナーズ)』。
『CUBIC PARTNERS(以下C.P.)』のネーミングは、タイでもお客様に寄り添った情報提供をしたいという我々の思いを表す、協力・想像・挑戦という英語の頭文字『3つのC』から着想しました。
①情報発信による「協力 Cooperation」
②企業連合による新しい価値と提案の「創造 Creation」
③単体では難しい新しいソリューションを作ることへの「挑戦 Challenging」
タイにおいて、台湾・中国製等の安価な工作機械と競合する中、各社が協力して付加価値の高い情報をお客様へ提供していこうというのが、C.P.発足の背景です。
当社は、工作機械メーカーとして高品質・高精度な日本製の機械をタイで販売してきましたが、“オークマの工作機械をお客様に最大限に使っていただくにはどうしたらいいか?“と考えたとき、そこには切削に必要な工具、自動化された機械を動かすプログラム、計測、切粉の処理など、一連のシステムが必要不可欠となります。
しかし、お客様が工作機械の情報を収集しようとする場合、日本に比べて情報の仕入れ先は限定されます。当社は、かねてから製造(メーカ)側からお客様に機械を有効に活用できるコンテンツを、もっと提供していく必要があると感じていました。
そこで、当社が旗手となり工具メーカー、CAD/CAMメーカー、計測メーカー、その他周辺機器メーカーにお声がけし、お客様にとって有益で実践的な提案を行なう土台を整えたいと考えました。
4月1日より毎週金曜日に当社Facebookでのパートナーズコンテンツの投稿を開始しました。さらには、パートナー各社とともにC.P.のポータルサイトを5月より立ち上げ、Facebook投稿コンテンツを含む情報を発信していきます。
このサイトは、基礎知識から周辺機器などの派生情報に至るまで、工業関連情報を集約した情報サイトになります。サイトには各メーカーがブログ(自由に情報発信できるページ)を持ち、お客様が必要な情報が1箇所で得られるようにしたいと計画しています。
例えば、現場で働くお客様個人が色々な情報を入手できるような、あらゆる情報を集約したコンテンツ作りを目指します。また、お客様に様々なメンテナンスの情報を提供したいと考えています。
加工機のメンテナンスはもちろんのこと、切削工具・ホルダーのメンテナンスなど、各社のプロが情報を発信していきます。
今後は予防保全が重視され、加工機が壊れないための・工具を折らないための・切削工具の再研磨のタイミング、切粉処理に関してといった情報は、お客様にとって大きなメリットになるでしょう。
10〜20年働いていると、今さら人に聞きづらい初歩的なこともあります。
例えば、“正しい計測器の使い方”の情報を得ることによって、新たな気づきが生まれるかもしれません。正しい計測によって、当社の加工精度を再認識していただけるといった、メリットもございます。
上記の他にも、メーカー同士が共同で企画するセミナーを開催するなど、独自の各種イベントも行なっていきたいと考えています。また、他の周辺メーカ様にも参画頂ければ、お客様にとってより一層有益な情報発信ができるとも考えております。
是非、今後の展開にご期待ください。
情報サイトの閲覧は、以下のリンクをクリックしてください。
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