新世代5軸制御マシニングセンタや自動化システムを紹介
オークマ テクノ（タイランド）は2024年11月20日～23日にバイテックバンナーで開催される工作機械と金属加工技術の展示会 第38回METALEXに出展します。
昨今の製造現場のニーズに応えるため、精密さに加えて加工部品に付加価値をつけることができる工作機械を意識してきました。今回のMETALEX 2024では、メインテーマ「The Masterpiece」に即した以下の日本製工作機械4モデルを展示致します。
・5軸制御立形マシニングセンタ「MU-500V III」
・1サドルCNC旋盤「LB3000EXIII-e」
・立形マシニングセンタ「MB-80V-e」
・立形マシニングセンタ「MB46VEII-e」
更に、工場内の生産効率向上のための自動化システムやプロセス統合ソリューションをご紹介させて頂きます。
最新5軸制御マシニングセンタやCNC旋盤の実機を展示
■ 5軸制御立形マシニングセンタMU-500V III
同系統の工作機械で最高レベルの安定性と正確性を実現した新世代マシニングセンタです。工数削減および加工領域最大化により生産性を向上させることができ、全ての製造業のニーズに対応します。高精度加工およびCO2排出量削減により、カーボンニュートラルを実現します。
特長
・高剛性で、鋼材の強力加工や多彩な加工に対応します。また、少ロット生産から量産まで幅広く対応できます。
・類似モデルの機械と比較すると最もコンパクトでありながら、広い加工領域で最大加工径ø700mmまでの大型旋削加工に対応します。
・主軸回転速度15,000min-1（No.40）、ワイドストローク（特別仕様）、被削材：S45C
■ 1サドルCNC旋盤LB3000EXIII
加工精度は機械周辺の室温や加工時に発生する熱によって大きく変化すると言われています。オークマの新型CNC旋盤は、加工中の機械の温度を一定に制御する技術が施され、通常の工場環境における高精度加工を実現します。
特長
・熱変位を制御するサーモフレンドリーコンセプトにより、特別な対応を行うことなく、通常の工場環境における高精度加工を実現します。
・高剛性・高速加工により生産性を向上します。
仕様
主軸サイズ：軸受内径ø120mm（貫通穴ø80mm）
主軸回転速度：5,000min-1
最大出力：22kW
切削加工能力：4.4mm2
早送り速度
X：30m/min（サイクルタイム20％短縮）
Z：30m/min
■ 立形マシニングセンタMB-80V
大物部品加工において最も信頼性の高い機械です。高い切粉処理性能を持つ他、MB-Vシリーズの高剛性門形構造を踏襲し、長時間無人運転を実現しました。
特長
・一般機械部品加工向け広域主軸（No.40）
主軸回転速度：15,000min-1
最大出力：26/18.5kW（10分／連続）
最大トルク：199/146N-m（5分／連続）
・アルミ加工向け高速主軸（No.40）
主軸回転速度：20,000min-1
最大出力：30/22kW（10分／連続）
最大トルク：57/42N-m（10分／連続）
・金型の荒・仕上げ完結加工向け強力主軸（No.40/50、ころ軸受仕様）
主軸回転速度：12,000min-1
最大出力：33/26kW（10分／連続）
最大トルク：302/148N-m（10％ED／連続）
■ 立形マシニングセンタMB46VEII
機械周辺の温度変化を受け入れるという考え方、サーモフレンドリーコンセプトを進化させ、寸法安定性が向上しました。機械の構造設計を更に進化させ、経時加工寸法変化を8μm（従来機）から5μmと38%も向上しました。
特長
・恒温室に機械を設置する必要がないため、電気代を削減できます。
・送り軸の加速度アップにより主軸回転速度を上げ、工具交換の作業時間短縮および加工時間短縮が可能になります。加工時間の短縮により、生産性が向上します。（生産性16％向上／消費電力10％削減）
オークマ出展ブース｜HALL 103 No.BR29
会場では4種の工作機械に加え、自動化システムやその他ソリューションもご紹介します。
実機をご覧になりたい方は、オークマブースまでぜひお越しください！
開催期間：11月20日～23日 10:00-18:00
