冷蔵(チルド)倉庫の自動化事例|低温環境下での仕分け作業を効率化
10/10/2024
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TRUE Okura Co., Ltd.

当社TRUE Okura Co., Ltd.は、オークラ輸送機のタイ現地法人として、物流ロボットや搬送・仕分け装置などのマテハン機器をタイの物流市場に向けて提供しています。
今回は、低温食品の店舗別仕分け作業を行う冷蔵倉庫での輸送コンベヤ&搬送システムの日本での導入事例をご紹介します。




冷蔵(チルド)倉庫(低温環境)での作業不可を軽減したい

日本最大級の総合食品物流企業が手掛ける大型チルド物流倉庫での事例です。当倉庫では、68店舗もの小売店への配送仕分けを行っています。具体的には、冷蔵庫から取り出した注文品を人が台車で移動させ、毎日約5000ケースの仕分けを手作業で行っていました。

システム導入前、現場では以下のような課題がありました。

<導入前の課題>
・68店舗分の仕分け(台車からかご車への移動)を人力で行うことで時間と手間がかかる


・摂氏2℃の環境下での長時間作業により、作業者に大きな負荷がかかる


注文品の搬送~仕分けを全て自動化し、作業時間を大幅短縮

上記のような課題解決(作業の時間短縮を図る)のため、オークラ輸送機の標準ケースコンベヤを活用した仕分けラインを導入しました。


冷凍倉庫 自動化 タイ オークラ輸送機


これまで課題であった手作業による
・台車による運搬
・店舗別かご車への仕分け
・ラベル貼り付け
全て自動化することで大幅な作業時間の短縮に成功しました。
これまで大幅な時間かかっていた作業が約2時間30分で完了できるようになり、作業効率化および作業者の負荷軽減に貢献しています。その他にも出荷精度の向上や品温管理の強化など、手仕分けと比較して改善できた点が多くありました。


冷凍倉庫 自動化 タイ オークラ輸送機

▲コンベヤ上でラベルを自動で読み込み、配送ルート別に振り分けられる

冷凍倉庫 自動化 タイ オークラ輸送機

▲ケースのラベルをみながら該当するカゴ車に注文品を積み込む

<お客様の声>
冷蔵環境下での作業はきつく、若い体力のある人材が必要でしたが、求人難で定着率は悪かったです。操業当初から自動化の計画は視野に入れていたましたが導入が遅れていました。
今回仕分け設備を導入したことで、人の介在部分が削減された上、作業時間は短縮し、生産性は大きく向上しています。作業も楽になり、今後従業員は年齢・性別を問わず採用できるようになったことも大きなメリットです。

日本の市場に比べると、タイはまだまだ冷蔵・冷凍倉庫の自動化において後進国です。しかしながら、都市部を中心とした冷食の需要拡大も相まって同様の事例はタイでも今後増加していくでしょう。

► タイでの実績 :冷凍仕様のロボットパレタイジング&搬送設備

当社は、お客様の需要にあわせた搬送設備(コンベヤ)やトータル物流システムをワンストップで提供できるのが強みです。これまで積み上げてきたノウハウを活かして、タイの物流倉庫における課題解決に貢献致します。



タイで冷蔵・冷凍倉庫での仕分け、搬送作業に課題をお持ちの方、物流(コンベヤ)機器・各種搬送システムをお求めの方は、下記フォームよりお問い合わせください。

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