パトライト(タイランド)@Manufacturing Expo 2022
IoTを活用した稼働率「見える化」ソリューション
3年ぶりにバンコクで開催されたManufacturing Expo 2022にパトライト(タイランド)が満を持して出展。4日間で展示会全体の来場者は58,000人、パトライトブースには2746人もの人々が足を運んだ。前回の2019年開催時では、展示会来場者が全体で90,000人、ブース来場者が2000人弱だったことを踏まえると、今年は前回以上に高い集客率だったことが伺える。
今回は、本ブースで展示された製品やソリューションについて紹介していく。
ユーザーからの要望を形にした新製品
「NHVモデル」「NE-USB」
ME2022で初披露となった新製品『新型ネットワーク制御信号灯NHVモデル』と『小型表示灯NE-USB』。
お客様からの「こんな機能あったらいいな」といった意見を基に開発されたこれらの製品は、今回の展示会のハイライトの1つである。
■新型ネットワーク制御信号灯NHVモデル
文字を音声に変換する『Text to Speech(TTS)機能』を世界初搭載。音声作成が簡単に設定で
きたり、コマンドにテキストを入力しておくことで、自動的に音声読み上げすることが可能。
※2022年7月現在、英語・日本語の2ヵ国語対応
■小型表示灯NE-USB
工場内の検査装置、オフィスでの呼び出しランプや、店舗でのレジの状態表示に使用されるお客様からの要望として生まれた製品。ユニバーサルデザインでかつ多色(7色)で優しい色合いの光、場所に馴染むミルキーレンズグローブを採用し、USBケーブル1本で制御と給電が可能。
USBのサンプルコードは、GitHubに掲載。
▲USBで簡単接続
展示会場で実機を手に取ったお客様からも好評を得ている。
生産性向上に貢献するコラボIoTソリューション
今年は、『IoT=稼働率見える化で工場の生産性向上』をテーマに見える化~データ活用・運用まで需要に応じてサポートできるソリューションを揃えている。
■アイコムソフト(icomsoft)設備稼働モニターシステム「i-Brain」
機械の稼働状態の見える化を助けるソフトウェア。エラー前後の機械内部を画像で記録し、可視化することで機械故障の原因を解明し、改善することができる。コロナの影響で需要が高まった、遠隔管理の実現をサポートするソリューション。
▶「i-Brain」導入事例
■ウイングアーク(WingArc1st)BIツール「MotionBoard」
様々なデータを情報化できる情報活用ダッシュボード。機械の稼働状況や、サイクルタイム、故障記録、メンテナンススケジュールなどのあらゆる情報を1つのダッシュボードで管理することが可能。専門知識を必要としない直感的に使える操作性で、PC・タブレットなど様々なデバイスで場所を選ばず情報を入手できるため、生産現場でのデータ分析や
活用に最適。
■日立アジア IoTデータ分析ソリューション
生産ラインで取得した情報を分析し、不良原因を分析して改善するソフトウェア。
生産における不良率改善に効果を発揮する。タイではME2022で初紹介。
■アイビーコン(IBCON)PLC連携ソフトウェア「B.Light」
PLCと連携して最大20台の機械の稼働データを取得できるソリューション。Webブラウザを介してダッシュボード化し、エラー発生時にはリアルタイムにメールやLINEで通知することができる。
お客様のKAIZEN活動の段階にあわせた
ソリューションをご提案
新型コロナウイルスの影響で、省人化による生産効率化や生産ラインの遠隔監視など、製造業におけるIoT活用の需要は急激に伸びたという。
そのような需要に応じて、パトライト(タイランド)では近年、製品単体のモノ売りではなく、お客様の課題解決に貢献できるソリューションとしての「コト売り」に注力している。
「見える化」にも様々なフェーズがあり、課題によって最適なツールやソリューションは異なる。お客様のKAIZEN活動の段階にあわせた提案ができるのがパトライトの強みであり、使命であると小堀MDは考える。
▲ME2022パトライト(タイランド)ブース前にてスタッフ一同
タイで、信号灯(シグナルタワー)や、ネットワーク表示灯などをお求めの方、工場の「見える化」にご関心のある方は、以下のフォームからお問い合わせ下さい。