パトライトの小型表示灯「NE-USB」は、店舗や施設などの屋内で手軽に使用できる表示灯として、幅広い業種で活用されています。タイではすでに某病院に導入されており、患者と病院スタッフの利便性向上に活用されています。
本稿では、某病院のキオスク(KIOSK)端末における小型表示灯NE-USBの活用事例についてご紹介します。
キオスク端末とは、店舗や公共施設などに設置されている自立式の小型情報端末を指します。某病院では、診察受付時に利用者が窓口に並ぶことなく自身で情報登録を行えるように端末が多数設置されています。
端末設置以前は、診察受付は複雑で時間のかかるプロセスでした。それにより、院内の混雑を招いたり、患者やその家族に不便をもたらすだけでなく、病院スタッフの負担も増大させていました。また、待ち時間が長くなることにより、待合室が混雑し、感染症拡大などのリスクも懸念点でした。
これらの問題を解消するため、キオスク端末が設置されました。各端末にはパトライトの表示灯が併設されています。表示灯の色により、端末使用の空き情報が一目で識別可能です。
キオスク端末の活用により、病院利用における受付や予約などの事務手続きを効率的に行うことができます。実際、病院での受付作業を有人窓口とキオスク端末で所要時間を比較したところ、大きな差がありました。
■キオスク端末を使用した場合
患者自身で診察受付のチェックインや情報登録を行う。一般的に、タッチパネルで操作する。
平均所要時間: 約2分~5分
■有人窓口を使用した場合
病院スタッフが専用の窓口で情報登録行う。混雑具合にもよるが列に並ぶことが多い。
平均所要時間:平均5分~10分(新規患者の場合は15分前後)
キオスク端末の活用により、病院内での事務手続き時間短縮に効果的なのは一目瞭然です。窓口に並ぶ時間や待ち時間を大幅に削減することで、院内サービスレベルや利用者の満足度を向上させます。
また、表示灯NE-USBを組み合わせることで、端末の使用状況をより利用者やサポート事務員にわかりやすく伝えられるため、院内の混雑緩和を促進します。