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機械・工具商社『PTSタイ』と切削工具の再研磨・切削工具設計製作の『PTS Tool』との連携で、顧客サービスを最大化
26/11/2020
サムライアジア編集部
愛知県にある株式会社 東陽は、自動車分野を中心に、製造現場に欠かせない工具や機械を提案・販売する商社だ。アジア・北中米・欧州等、世界各地に拠点を持つ。
ここタイにおいては役割の異なる2社のグループ会社、PTS TOOL (THAILAND) CO., LTD.（以下PTS Tool）とPRECISION TOOLS SERVICE (THAILAND) CO., LTD.（以下PTSタイ）が連携して、タイ製造業各社をサポートしている。
刃具の設計製作会社と商社という、両社の協力で生まれるメリットについて、PTSタイの営業担当・西澤 譲（にしざわ ゆずる）氏に話を伺った。
▲PTSツール・松村 篤士（むらまつ あつし）氏（左）とPTSタイ・西澤氏（右）
PTS ToolとPTSタイがタッグを組むことによる強み
PTSタイの西澤マネージャーが挙げるのは次の3つのポイントだ。
ポイント① PTS Toolとの連携で、競合他社との差別化が可能
ポイント② 刃具の再研磨が可能
ポイント③ 刃具の設計・製作が可能
▲刃具の数々
切削工具の販売において「顧客に商品を売りっぱなしというわけにはいかない」と西澤氏。
PTS Toolは、刃具の再研磨や、タイで作るのが難しい小径刃具の設計から製作までを自社工場で行なうことができる。
これにより、
◻︎ 外注だと２ヵ月かかるところ、1ヵ月で納品が可能
◻︎ 融通がきくため、顧客の細かいリクエストに即対応が可能
◻︎ アフターサービス・クレームの対応が早い
といったメリットをもたらす。
特に切削工具のクレームについては、PTSツールに相談すればすぐに解決ができる。
▲PTS TOOLを支えるスタッフ
上記以外にも、PTSタイでは定期便が日本から週に４便出ているため、緊急の注文でも即納品が可能だ。
また、バンコク（バンナー地区）の他に、アマタシティ、アユタヤ、プラチンブリ、チェンマイ、イースタンシーボードの６箇所に拠点を持っており、顧客との距離が近いことも大きな強みのひとつだ。
「“お客様の側にいる”というのが、本社・東陽の基本方針です。タイでも、製造業が盛んな主要エリアに拠点を持つことで迅速に対応いたします。また、週４便というリードタイムの短さが強みです。
機械が壊れて動かない、刃具の寿命が短かい、刃具の改善をしたい等、工場でお困りごとがあったらなんでもご相談ください。すぐに解決いたします。（西澤）」
