Precision Tools Service (Thailand) Co., Ltd.(以下、PTSタイ)では、タイで高まる自動化ニーズに応えるべく、近藤製作所(KONSEI)のロボットハンドを中心としたロボット周辺機器を取り扱っています。
今回は、ハンドチャックを中心としたKONSEIのロボット周辺機器の特長や強みについて、同社タイ法人MDの稲葉氏とともにご紹介します。
株式会社近藤製作所(本社・愛知県蒲郡市)は、自動車部品の製造販売、ハンド&チャックをはじめとするロボット周辺機器やFAシステムの製造と販売を手掛ける企業です。日本を中心に、タイ・アメリカ・中国に工場を有し、グローバルに事業を展開しています。
タイ法人KONSEI (THAILAND) CO.,LTD(以下、コンセイタイ)は、1996年に会社設立、翌年からアマタナコン工業団地にて工場を操業しました。30年近くにわたって自動車部品加工やFA設備の設計・製作を社内ワンストップで実施。切削から冷間鍛造、表面処理などの幅広い加工に対応できる点が強みです。
【KONSEIロボットハンド&チャックの強み】
✔ 業界No.1のバリエーション
1,000種以上の標準品(小さな電子部品から大きな重量物まで対応可能)。
✔ ロボットツールが全て揃う
ハンドチャックのみならず、ロボット周辺機器やアクセサリーを含めた業界唯一の品揃え。
✔ 豊富な特殊品の製作実績
形状が複雑なエンジンのシリンダーブロックなど、約20,000件の特殊品製作実績。特殊仕様品を 1個から対応可能。
KONSEIのハンド&チャックは業界トップクラスの豊富な標準品ラインナップにより、他社との差別化を図っています。中でも、大型ロボットハンドは、業界的に取り扱いが少ない領域なので問い合わせ実績ともに、右肩上がりで増えています。
自動化装置の中でも、ロボットハンドは稼働率が高いパーツです。故に、壊れやすく交換を頻繁に行う現場も少なくないと思います。そういった背景を踏まえ、KONSEIのハンドは耐久性に優れた壊れにくく、簡単にメンテナンスできるのが特長です。
ハンド&チャックのみならず、周辺アクセサリー(ツールチェンジャー・ロータリージョイント・クイックアジャスタ)も揃えている点は、PTSがお客様にKONSEIを薦める理由の1つです。
各ツールを組み合わせることで、ロボットの性能を120%引き上げ、ツール交換の省力化やこじり・断線によるチョコ停・ドカ停を防止し、ロボットの稼働率を向上します。
また、最近ではクリーンルーム仕様のロボット周辺機器も需要が高まっています。
摺動部からの発塵を抑えたクリーンルーム対応製品で、グリス変更・パッキン変更・吸引ポート追加により、クリーンルームでの使用が可能となります。食品加工や電子機器、高性能部品などクリーンルームで活用する自動化装置に最適なシリーズです。