タイの大学生の特色の1つである制服。学校ごとに制服規則が異なり、デザインで、学校や学部までがわかる学生のシンボルでもあります。現役大学生TONGが様々な大学の学生にインタビューし、その実態を調べました。
▲ 男女大学生の制服 一例
Q1.制服についてどう思いますか?
: 着ていると自信が持てる気がします。着ているだけで、礼儀正しく、気立ても良いように見えると感じます。
: すごく便利です。毎日、何を着るか選ぶ必要がないので時間節約にもなります。ただ、制服は着用するアイテムが多いので着るのに少し時間がかかります。
Q2.私服OKの学校も一部ありますが、大学で私服を着ることについてはどう思いますか?
: 私服は着やすくて良いと思います。制服だとわざわざ買わなくてはいけないので節約にもなります。
: 私服は着る時間も短く、制服より動きやすいので便利だと思います。
Q3.制服はタイの大学生にとってどんな意味を持つと思いますか?
: 学生の秩序を反映していると思います。制服を着ることで所属の大学を示してくれます。
: 制服は礼儀正しさを表しています。そして、各大学の独自性を反映していると思います。
制服は、学生の礼儀正しさや気品を表現し、各大学の特徴と学生自身の象徴であることがわかりました。大学ごとに制服の着こなしのルールも異なります。大学は官公庁であるため、礼儀正しく制服を着用することが重要と考えている人も多いようです。しかし、制服の平均価格は2,500〜3,000バーツと高価なため、私服を着ることで時間やお金を節約できると考える人もいます。 しかしながら、このようなタイの大学生の制服は、世界的にも珍しい文化なので大切にしていくべきだと感じました。
制服は、各大学の独自性を明確に反映していて、着ていることがステータスでもあります。 金銭的な問題を考慮すると私服を自由に着ることができた方が良いと思いますが、制服同様、礼儀正しさや気品を保てるような服装が好ましいです。どんな服装をしていても、大学生としての秩序を守った考え方や行動を心掛けることが重要だと思います。
佐藤 Sato
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