着実に新規問合せが増加、顧客層の幅も拡大
サムライアジアの企業サイトをご活用いただいているお客様の声をご紹介する「サムライアジアユーザーボイス」。
今回は、タカラパック(タイランド)の土居氏にお話を伺った。
・ホームページ(サムライアジア)
※企業サイト開設:2021年 言語(日本語/タイ語)
・動画制作
ネットが身近なタイ人のライフスタイルに着目
手軽に開設できるサムライアジアの企業サイトを採用
タイ法人のHPがなかった当初、新規顧客開拓は、紙の会社案内を使用した対面営業や、紹介などが主な手段であった。同社の製品は製品ラベルやパッケージであり、リーフレットでその魅力がどれだけ伝わっているのかとかねてから疑問に感じていたという。
▲タカラパック(タイランド)会社パンフレット
日系企業は日本本社の実績、日本駐在員2名のつながりで開拓できていたが、タイローカル企業の新規開拓には頭を悩ませていた。日本式の古典的なドアノック営業はタイ人スタッフから受け入れられにくい上、タイ人スタッフの人脈に依存する紹介型にも限界を感じていたからだ。
そんな状況の中、土居氏はタイが世界的なネット大国という点に目を付けた。1日の平均ネット接触時間が9時間(世界第3位)という記事を目にし、漠然とオンラインでのマーケティングが有効ではないかと考えていたという。
土居氏: 当社のタイ人スタッフを見ていても調べ事はまずネットからはじまっています。コロナの影響もありましたが、あらゆる情報がネットで検索できる中、日本と同じアナログな営業手法だけではいけないと感じていた折に、サムライアジアの企業サイトを知りました。
ゼロベースで企業HPをつくるにはお金も時間も手間もかかりますが、サムライアジアであればそれらの心配がない上、SEO対策や動画制作などの充実したプラスアルファの機能が魅力的でした。
これまでの営業では開拓できなかった業種層へリーチ
コンスタントに入る新規問合せ
同社はサイト開設から1年数ヵ月足らずであるが、すでに問合せが多数きているという。
土居氏: メールや電話を含む、HP経由での新規問合せ実績は日系・タイローカルあわせて既に10件以上ありました。うち3社とは成約済で、これまでの紙リーフレットとサンプルのみを用いた従来の対面営業に比べて格段に新規問い合わせ(特に非日系企業様)が増えています。
そしてなによりも、これまでの営業ではつながることのできなかった業種のお客様からの引き合いが取れており、案件にもつながっています。ここは最も重要な点です。
▲新規案件例:HP経由で問合せがあり、案件につながったオイスカバンコク日本語幼稚園に納品した貼り箱
企業サイトを営業ツールとして効率的に活用
自社の強みを見直す良いきっかけに
同社は、タイにあるパートナー印刷工場の紹介動画も制作している。動画で工場の設備や雰囲気を伝えられることで、お客様の安心感にもつなげられているという。
▲印刷工場紹介動画
土居氏: HPも動画に関しても、営業ツールとして2次的、3次的に活用できる点がメリットです。また、HPにどんな情報を掲載したら興味を持ってもらえるかなどを考えるようになり、サイト運営が自社の強みやアピールポイントを改めて整理する良いきっかけになっています。
とにかく費用対効果が高いので、今後もサムライアジア企業サイトを基軸として、従来の対面営業との融合がより可能になるよう、積極的に情報発信を続けていきたいです。
✔ サイトきっかけで営業領域外業種の顧客ともつながりができた
✔ サイトとしての機能だけなく、営業ツールとして活用できる
【取材協力】