「あの人は今」特別版としてタイの製造業界を盛り上げたあの方々のスペシャル対談が実現!
公私共に深い間柄のお二方に、タイでの想い出やこれからについて語ってもらった。
編集部:お二人の出会いは、いつどんなタイミングでしたか?
安岡(敬称略):初めての出会いは渡辺さんが中国から東京へ帰任されて、タイへ出張に来た時でしたね。ただその時は挨拶程度だったので交流が始まったのは渡辺さんがタイ駐在になった2016年からでした。
私は当時、1996年に住友商事機電部と浜正機工が共同出資して立ち上げたA-FOSS(THAILAND)LTD.(以下A-FOSSタイ)に所属していました。2015年の浜正タイランド(以下浜正タイ)設立をきっかけに、浜正タイはA-FOSSタイ(現 SC Machinex Asia Ltd.以下SCMA)の業務を一部引き継ぐこととなりました。
現地法人立ち上げから運営まで全て並行していた数年間は、日々奔走していました。
渡辺 (敬称略) : 東京時代に浜正の山田さんとはすでに交流があったので、タイにきてからすぐに安岡さんに声をかけました。
安岡 : 正直、分社化以降、SCMAさんとは以前より交流も減ってやや距離がうまれてしまっていました。そんな時に新しい風を吹かせたのが渡辺さんだったんです。
渡辺 : これまでの経緯はどうあれ、SCMA、浜正タイでそれぞれ強みや得意分野があるんだからお互いに持っていない事業を補完し合いながら情報交換、協業していくことは絶対にすべきだと思ってましたからね。僕の独自の構想だけれど、『協働』 をスローガンに推し進めてきました。
安岡 : その 『協働プロジェクト』 のもと、仕事にゴルフに飲み会に、濃い時間を共有させてもらってました。お互いビジネスの情報は本当にいつも共有し合っていましたね。
編集部:1番印象的な想い出はなんでしたか?
安岡 : やはりA-FOSS杯の復活ですかね。A-FOSSタイ時代から定期的にゴルフコンペを開催していましたが、分社により途絶えてしまっていました。そんな中、渡辺さんの音頭で2019年10月に新A-FOSS杯として復活できたんです。しかも、タイ赴任当初はゴルフ嫌いだった渡辺さんの仕切りで!第1回目はSCMA×浜正タイ×関東エンジニアリングタイの企業対抗で行いました。
編集部:これから日本で実現したいことはありますか?
渡辺 : 住友商事マシネックスと浜正は、すでに日本で協業できている部分はあるけれども、タイで苦楽を共にした安岡さんとの縁を活かして、この先もっと発展的な取り組みができればいいなと思ってます。
安岡 : タイ時代にSCMAの皆さんと働けたことは、仕事においてすごく良い刺激でした。
今の若い世代はコロナの影響もあってなかなか他社の同世代と交流できる機会が減ってしまっていると思うので、ぜひ渡辺さんのチームとうちの若手の交流会を開きたいです。
佐藤 Sato
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