本稿では、株式会社ミツトヨのJIMTOF2024展示ブースのハイライトを紹介していく。
JIMTOF2024では、「ミツトヨが考えるスマートファクトリー」と「お客様それぞれの事情に応じた課題解決」の2つのテーマに沿った約40種にものぼるミツトヨオリジナルの測定ソリューションを展示。モノづくり現場の様々な課題解決につながる実践的なセミナーも多数開催し、会場での注目を集めた。
【主な出展製品・ソリューション】
・計測省力化パッケージ MiSTAR 555 ロボットシステム「MiBOT e-system」
・輪郭形状／表面粗さ測定機「FORMTRACER Avant シリーズ」
・非接触ラインレーザセンサ「SurfaceMeasure1008S」
・高速・高精度デジマチックマイクロメータ「カンタマイク」
・小型表面粗さ測定機 「SURFTEST SJ-220シリーズ」
・三次元測定機用自動測定プログラム生成ソフトウェア「MiCAT Planner」
など
測定の自動化・省力化を促進する最新測定機器をラインナップ
多くの展示品のなかでもJIMTOF2024でのリリースとなった新製品や、特に人気を集めた製品群を紹介する。
■計測省力化パッケージ「MiBOT e-system」
三次元測定機「MiSTAR（マイスター）555」、協働ロボット、ストッカーを組み合わせた測定の自動化システムをパッケージ化した画期的なソリューション。必要な機器はもちろん、現場への設置までパッケージ化されているため、短期間で簡単に自動測定システムの立上げが可能。
■輪郭形状／表面粗さ測定機「FORMTRACER Avant シリーズ」
検出器1台で輪郭形状、表面粗さが同時に測れるハイブリッドな測定機。JIMTOF2024では、新開発のH3000検出器を搭載した最新機種「FORMTRACER Avant FTA-H3000」を展示。検出器のグレードアップにより高分解能・高精度・ワイドレンジを実現をしている。
■高速・高精度デジマチックマイクロメータ「カンタマイク MDEシリーズ」
スピードと精度を兼ね備えた現場での使いやすさを追求したデジマチックマイクロメータ。
スピンドルを素早く移動させることが可能なため、標準のマイクロメータと比較してワークへのアプローチ時間を約76%、総測定時間を約58％削減する。
■小型表面粗さ測定機 「SURFTEST SJ-220シリーズ」
人気の高いSJ-210シリーズを「使える・つながる・広がる」をコンセプトに、操作性と機能をさらに高めたハンドツール感覚の小型表面粗さ測定機。タッチパネル搭載で抜群の使いやすさが特長で、多様なパラメータ測定に対応している。
▲JIMTOF2024ミツトヨ ブースの様子
