社内の様々なデータを収集し、それを活用するためのビジネス・ソリューションの開発や販売、およびその支援を主に手掛けているウイングアーク1st。そのシンガポール支社であるWingArc Sinagpore Pte. Ltd.は、タイをはじめとしたASEAN諸国の企業に、「システムと人との融合」を目指したサービスを提供しています。今回はそのサービスをご紹介するため、セミナーに参加しました。
現在、多くの会社ではデータ管理にエクセルを活用していると思いますが、規模が大きくなる程その量が増えるだけでなく、その集計に膨大な時間や手間、コストがかかります。また、転記の際にミスが発生することもあります。その解決策として近年注目を浴びているのが、ビジネス・ソリューションツールによる労働効率の改善や経費削減への取り組みです。
ところが、このようなツールを取り入れても思うような成果に結び付かないとの声を耳にすることがあります。考えられる原因のひとつとして、実際のデータを有効活用できていないことが挙げられます。既存のシステムをそのまま導入した場合、「その会社にとって最適な機能が備わっていない」、「ダッシュボード(表示されるデータ)がお客様の必要性に対応していない」、「操作が難解」などにより十分な効果を出すことができません。
そこで、これらをすべて解決することにより、確実で有効なソリューションをお約束するのが、当社のMotion Board(モーションボード)です。
Motion Boardは、シムトップス社の機械の稼働状況監視ツール「MC-Web CONTROLLER」や帳票ソリューション「i-Reporter」、およびアスプローバ社の生産スケジューラ「Asprova」など、様々なデータを管理できる、当社が開発した独自のソフトウェアです。
取り込まれたデータは、円、棒、折れ線をはじめとした様々なチャートで可視化され、複数のデータも一括してダッシュボード上に見やすく表示されるほか、操作も直感的にできるため、誰でも入力操作ができるのが特長です。また、収集したデータはドリルダウンやドリルスルーなどのOLAP分析機能(オンライン分析処理機能)を網羅しており、単なる集計にとどまらず、詳しいデータの確認なども行なえます。多角的な分析は、作業効率や生産性の向上、経費削減、無駄のない計画作成などに役立てることができます。これらの機能に加え、異常を感知した際のリアルタイム通知、スマートフォンなどマルチプラットフォームとの連動、各種データベースやファイル、クラウドストレージなど様々なデータソースに対応し、それぞれに直接接続して確認できるなど、用途に合わせたカスタマイズも可能です。
日本のお客様の事例として、1ヵ月に80時間かかっていた現場の作業記録のエクセルへの転記が、Motion Boardの導入により作業時間がゼロになった例があります。さらに、それに関するまとめやレポート作成などが不要になったことで、非生産時間が年間で1,000万時間節約されました。
Motion Boardは、日本語のほか英語や中国語表示が可能。またお持ちのデータはその言語のまま表示されるため、タイはもちろんASEAN諸国でも問題なく使用できます。商品に興味のある方は、お気軽にお問合せください。
■生産効率・経費削減に有効なソリューションをお約束する当社製品に関するお問合せはこちらへ。
WingArc Sinagpore Pte. Ltd.
担当:山本 修平 SHUHEI YAMAMOTO
Tel : +65 6653 8391
Email : yamamoto.s@wingarc.com
佐藤 Sato
Mobile: +66-65-512-4955
Email: msato@koasha.co.th