あの人は今 Vol. 04
10/10/2024
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サムライアジア編集部

住友商事マシネックス株式会社
大阪産機システム本部 大阪メカトロチーム
萩中 龍 (RYO HAGINAKA)


1.タイ駐在期間
2016年6月から2018年7月までの2年間。


2.駐在時の役職と業務内容
トレーニー(研修生)としてタイに駐在し、駐在時はアシスタントマネージャーとしてタイ、ベトナム、ミャンマーの日系、ローカル企業へ工場設備の販売を行なっていました。

また、大型の生産設備の営業を行なう一方で、目玉商品としてインダストリア社様の「FILSTAR(遠心分離によるスラッジ除去装置)」という商品の拡販に注力しており、国内外の各社へ営業販売をしていました。現在は、小澤氏が私の後任に就いています。


3.現職の役職と業務内容
住友商事マシネックス㈱大阪オフィスにて、工作機械、自動機、専用機、駆動機器、AI・IOT関連の製品を日本各地の製造工場へ営業展開しています。

タイ駐在の経験を活かして、国内だけではなく、お客様の海外工場への設備販売、海外メーカーからの仕入れも視野に入れたビジネスの展開をしています。


4.在タイ時の思い出
まず英語が通じないタイ人(タクシードライバー、工場の守衛さんなど)との言葉のやり取りに苦労しました。また、仕事のやり方、考え方も日本と大きく異なることを学びました。

大雨の日は道路が洪水に近い状態で車が数時間も動かなかったり、地方へ営業に行くとまともに食事、トイレをする場所すらなかったりと、文化や風土の違いに大変驚きました。

また、フィルスターの良さを直接目で見て知ってもらうため、どこでもデモンストレーションを行なえるようにスーツケースを改造して作った「行商セット」を持って、あちこちに飛び回ったこともありました。

スーツケースの持ち手にフィルスターを取り付けた行商セットとは、よく一緒に出張しました。


その他、タイには想像していた以上にアマチュアゴルファーが多く、週末になるとまるで プロゴルファーのように芝刈りをしていたのが良い思い出です。


5.現在のタイへの渡航頻度
年に1回程度、METALEXや製品の納品立ち会いなどで訪タイしています。


6.最後に一言
当社は機電総合商社です(日本:住友商事マシネックス㈱、タイ:SC Maxhinex Asia Ltd.)。タイでは1996年にA-FOSS(THAILAND)LTD.として拠点を構え、2015年にSC Maxhinex Asia Ltd.に商号を変更しました。

住商グループの機電総合商社として生産工場向け設備機器に対応し、貿易を絡めたサービス提供を得意範囲としています。工場設備について何かお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。


★思い出の一枚

撮影時期:2018年6月末。日本に帰任の日に後任の小澤氏と空港で。この日は、タイの住居からここまで見送ってくれました。


★現在の写真

2018年11月。METALEXでタイに出張の際にインダストリア様ブースにて。
(中央) SC Maxhinex Asia Ltd. 渡辺典寛社長(前上司)、(右) インダストリア(タイランド) 後藤健介社長


METALEX2018でインダストリア様ブースにて。インダストリア(タイランド) 様、SC Maxhinex Asia のスタッフと記念撮影。