マシニングセンタやロボットなどによるバリ取り作業の自動化を実現する『Barriquan(バリカン)』 。2022年4月にフルモデルチェンジし、
機能と使い勝手が大幅に向上しました。
本稿では、アップデートした機能と特長をご紹介します。
1.ティーチング時間を大幅に短縮
フローティング機構がダンパーとなるため、ダミーカッターをワークに接触させてティーチングができます。ロボットの曖昧な軌跡を吸収できるため、ロボットのティーチングと自動運転の軌跡のズレを吸収し、
ワークの削り過ぎや、バリの取り残しを防止できます。
2.小型ロボットが加工機になる!
リジット加工に比べて反力が小さいため、軽可搬の小型ロボットでの
バリ取り加工を可能にします。また、刃具の折損や過負荷アラームによる
チョコ停を防止します。
3.均一に仕上がる
フローティング加工は、工具がワークに一定圧でならうため、
均一なバリ取りが行えます。
4.ワンタッチ機構が時短に貢献!
工具を保持する先端部分(フローター)がワンタッチ機構になっています。
様々な刃具を容易に交換できるので、刃物の選定、回転数、送り速度の
見極めなどの条件出しにかかる時間を短縮します。 外段取りが可能なため、工具交換の手間が軽減されます。
メンテナンスも簡単なため、適切にお手入れいただくことで、
長くお使いいただけます。
◎カッター:先端の角度は90°の円錐型超硬ロータリーバーを推奨!
鋭角なカッターを使用すると、フローティングを妨げる力が働いて、
工具の寿命が短くなります。
◎カッター:刃数は多い方が良い
フローティング加工には刃数が多いカッターが適しています。
刃数が少ないと、仕上がり面が悪化します。
使い方は簡単!エアをつなぐだけ!
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