TAKAMAZが日本で初めてCRT付CNC旋盤を開発したのは、今から40年以上前のこと。
以来同社はタイおよびアセアン諸国、インドに向けて、CNC旋盤の販売・サービスを行なってきた。
タイの代理店を通じた総販売数は3,000台以上にのぼり、「MADE IN JAPAN」が誇る高品質・高精度なTAKAMAZブランドの製品を、各国に送り続けている。
今回、高松機械工業(タイランド)、TAKAMAZ製機械を導入した自動車部品メーカー「SIAM KOCHI CO., LTD.」と、TAKAMAZの販売代理店「MIZUKI TECH CO., LTD.」の3社にお話を伺った。
◆ SIAM KOCHIはどのような会社ですか?
Thanaset氏:SIAM KOCHIは今年で設立12年目を迎え、日本人もタイ人も皆が家族のような、アットホームな会社です。日系の自動車関連企業に向けた自動車部品の製造が主な事業です。
弊社はタイの自動車産業で長年実績を積んできました。会社の規模は小さいですが、だからこそ実現できる「スピード感」が強みです。また技術面と機械面両方で、強力なサポート体制を築いていることも弊社の強みです。機械面では、私の長年の経験から、日本製で高精度なTAKAMAZブランドの機械を導入することに決めました。
Atipol氏:弊社TAKAMAZ側からみたSIAM KOCHIの強みは、会長の自動車業界での長年の経験に基づいた強いビジョンだと考えます。Thanaset氏は、日本人顧客からの要望に応えられる精度の高い仕事を遂行するため、機械への長期的な投資と、「タイランド4.0」に適応する自動化システムの導入を視野に入れておられます。
加えてSIAM KOCHIのスタッフは皆、専門分野を熟知しています。技術向上のための人材育成に力を入れていて、常にスタッフを大切にする会社だと感じます。
◆ タカマツマシナリー(タイランド)とSIAM KOCHIのお取引のきっかけについて教えてください。
Thanaset氏:弊社ではかつて、日本製の機械を導入したいと考えつつも資金面で追いつかず、韓国製や台湾製の機械を使用していました。しかし日本人の顧客に合わせたレベル向上を常々考えてきて、今から8年ほど前、代理店であるMIZUKI TECH を通じてTAKAMAZ製機械を注文するに至りました。
日本製の機械を導入するにあたっては、操作が簡単でサイズもコンパクトであること、さらに私自身が以前使用したことがあったことからTAKAMAZ製に即決しました。
弊社は2011年に初めてロボットを導入したのですが、今後タイでは先進技術がさらに進化していくと考えられます。自動化システムをより積極的に導入し、産業の進化を支えていかなければなりません。
TAKAMAZ製機械ならこれに応えることができると考えます。他のブランドに比べて省スペースで、アフターケアが充実している点も魅力です。
また、MIZUKI TECHによる常時サポートに加え、今年2月にタカマツマシナリー・イースタンシーボード拠点が開設されたこともあり、さらに連携が向上しています。
Witawat氏:私は機械を操作する立場ですが、TAKAMAZの機械は大変扱いやすいと感じます。コンディションコントロールが容易で、初心者でも操作が可能です。
Atipol氏:現在SIAM KOCHIには、弊社の機械を30台ほど納入しています。
今後、急な作業やより高度な生産にも対応すべく、敷地を拡張していく計画もされています。
弊社としては、これまで通り基本的なサービスの提供に加え、サポートチームを更に強化して応援できればと考えています。
製造業界において、時間の損失は機会の損失とイコールであると理解しています。今後も、顧客様にとってより便利で迅速なサービスを提供できるよう、心掛けて参ります。
Watchara氏:タカマツマシナリーは機械を売るのみでなく、問題解決のためのソリューションを提供してくれる企業です。
弊社は部品メーカーとして、今後も同社のより強固なパートナーとなるべく、お互いの継続的な成長を願っています。
TAKAMAZの高性能CNC旋盤をお探しの方は、「Contact Us」の連絡先、または下記のお問合せフォームよりご連絡ください。
山下 Yamashita
Mobile: +66(0)81-924-3004
Email: yamashita@takamaz.co.jp
池田 Ikeda
Mobile: +66(0)63-265-0202
Email: ta-ikeda@takamaz.co.jp