CNC旋盤×協働ロボットで切削加工を自動化!/高松機械工業がテックマンロボットとのコラボを披露【METALEX・タイ】
28/10/2024
サムライアジア編集部
高松機械工業のタイ法人「TAKAMATSU MACHINERY (THAILAND)」が、METALEX2020で協働ロボット「Techman Robot(テックマンロボット)」とコラボした自動化へのソリューションを披露した。 CNC旋盤とティーチングが容易なテックマンロボットで構成されたシステムが、自動化(省力化)と生産性の改善に貢献する。
高松機械工業×テックマンロボット シンプルマシン同士のコラボでFA化に貢献
展示されたのは、アジア地域で販売実績を伸ばしているCNC旋盤「GSL-10H」と、協働ロボット「テックマンロボット」を組み合わせた自動システム。
テックマンロボットが、内蔵しているビジョンシステム(カメラ)を使って自動で位置補正をしながら「GSL-10H」への脱着作業をする。
CNC旋盤とテックマンロボットの配置の仕方によって、1台のロボットが複数のマシンにたいして同時に作業することもできる。
操作が容易なマシンこそが、自動化を実現する
アームを持つ協働ロボットのなかでも、テックマンロボットには際立った特長が多い。ロボットを手で動かして、誰でも直接的にロボットに作業を教えることができる
✔︎ ビジョンシステム(スマートカメラ)を標準搭載
位置決めのためのセンサーなどを用意する必要がない
✔︎ ロボット本体の移動が容易
人が作業する時は移動するなど、フレキシブルな配置がしやすい
このように “現場の作業者にとって使いやすい”製品こそが自動化を強力にサポートし、人手不足解消に大きく貢献するだろう。 TAKAMAZのCNC旋盤「GSL-10H」も同様に、“コスパと使いやすさ”をコンセプトとしており、相性はぴったりだ。
高松機械工業×メカトロ・アソシエーツ×白山機工
同郷(石川県)がつないだコラボ企画
コラボ出展は、メカトロ・アソシエーツ(タイ)の池澤社長が高松機械工業(タイ)の山下MDにテックマンロボットを紹介したことで企画が生まれた。さらに、自動切粉排出システムとして白山機工(タイ)がコンベヤを設計。
いずれも石川県に本社を置く3社が同郷の縁をきっかけに、タイで自動化を支援するソリューションを持ち寄った。
FANUCローダーが選べる 6inch CNC精密旋盤 「XT-6」
ブースでは、新機種「XT-6」シリーズも注目を集めた。
定評のあるΣiローダ、または操作性・高速性を重視した新型Fローダから選択できる。
TAKAMAZは、ユーザーにとって使い勝手が良く、さまざまな要求にフレキシブルに応えるマシンでタイの“ものづくり”を支える。
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