コロナ禍を経て、3年ぶりに開催された高松機械工業(タイランド)の2022年度プライベートショー。5/26~27の2日間で、2019年開催時を上回る延べ70社274名※の来場者があり、顧客・サプライヤーともに、待望の開催であったことが伺える。
※両日参加の重複者を含む
今年は、『省人化』 をメインテーマとして高松機械の旋盤とも相性の良い製品を揃える8社のメーカーが協賛出展。
様々な省人化、自動化ソリューションを披露した。
▶️ TAKAMAZ旋盤×HAKUSANチップコンベア 詳細
▶️ TAKAMAZ『XT-6』×ENSHU『E-Loader』詳細
「ガソリン自動車からEV・ハイブリッドカーへと世界的に需要が移り変わっています。ガソリン自動車で使われている部品が1台あたり約3万点あり、その生産は、量産型(工程分割)がトレンドでした。しかし、EVは使用部品が約1万点にまで減少するため、生産は工程集約型へ変化していく傾向が強まっていくでしょう。よって、今後EV生産が増えてくるであろうタイでも、自動化や省人化は避けられない課題です。
今回のプライベートショーは、当社からお客様への省人化ソリューションのご提案だけでなく、当社タカマツとしてもタイ・ASEANにおける具体的な自動化ニーズ、製造トレンドを掴む貴重な機会となりました。
22年4月から新たにあさひ工場(石川県白山市)の操業開始により、生産体制も強化されています。この展示会で得られたニーズを製品やサービスに反映し、より一層フレキシブルに需要に対応していける体制を整えていきます」<高松機械工業 唐木 海外営業部部長>
「コロナ禍以降の初開催になり、安全対策や集客の面など開催前は多くの不安がありましたが、予想をはるかに上回る多くの方々に来場いただき、社員一同、喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。今後の営業活動における大きな自信につながりました。
今年はエンドユーザー、メーカー問わず、例年以上に明確な目的意識をもってご参加いただいているお客様が多い印象で、大変充実した2日間になったと感じています。
ご出展いただいたメーカーからも、普段あまり接することがない業種の方々とも交流が持てたとのお声をいただき、タカマツの集客力(ブランド力)についてもご評価いただけました。
TAKAMAZ旋盤および、今回協賛いただいた8メーカーのソリューション(製品)は、全て1つの生産ラインの中で組み合せての活用が可能です。当社は旋盤メーカーですが、『省人化』をタイでもソリューションとして提案できる点をよりアピールすることができたのではないかと思います。
今回のプライベートショーが、少しでも今後の工作機械業界を盛り上げるきっかけとなっていれば幸いです」 <高松機械工業(タイランド) 山下MD>
山下 Yamashita
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池田 Ikeda
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