高松機械工業(タイランド)2022年度プライベートショーにて披露された東京精密 精密測定機とTAKAMAZ製旋盤の省人化ソリューションをご紹介します。
今回のデモ機では、TAKAMAZ製CNC旋盤『XW-60』東京精密 インプロセス・ポストプロセス両用指示管制部『PULCOM-V10A』を組み合わせています。
加工したワークの計測を加工後にダイレクトに行うことで、人手によるワークの取り外しや計測作業が削減でき、作業効率向上に貢献するソリューションです。
過去、こういった自動化ソリューションの設計は本社に依頼するケースが多かったのですが、今回はタイ国内で装置設計から組み立てまで完結して行っています。
日本では旋盤に測定機を取り付けた装置の実績は数多くありますが、タイでの本格的なニーズはこれからやってくると考えています。
タイでもより高い加工精度が求められている昨今、精密測定はその重要性を増してくるでしょう。そういった今後の需要に対応できる当社一押しのソリューションです。
また、完全自動ではなく、「半自動化」である点も、様々な条件の製造現場に汎用性高く適応できるポイントです。
・加工ワークの測定時間短縮
通常、旋盤加工したワークは、一度取り出して規定通りに加工できているか都度検査をしているが、このソリューションであれば加工後にそのまま自動で検査を行い、OK/NGをすぐさま判断できる。NGの場合はそのまま追加工を行えるのでワーク着脱の手間と時間の削減になる。
・測定データを旋盤へ自動反映し、加工精度を向上
ワーク加工後の測定データを旋盤側にフィードバックおよび補正を行い、加工精度そのものを向上させることができる。
山下 Yamashita
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池田 Ikeda
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