2025年2月5日～7日の3日間、BITECバンナー展示コンベンションセンターにてユアサトレーディングタイランド（本社・ユアサ商事）主催の「ユアサグランドフェア in タイランド」が開催された。
製造業を中心とした200社を超える日系メーカーが集結し、革新技術とソリューションが集結した大規模な展示会だ。高松機械工業は、日本・タイ共にかねてからユアサ商事とは交流があり、今回の出展に至った。

オートローダーシステム対応の自動旋盤をPR

出展の主な目的は、TAKAMAZブランドの旋盤の良さを広く認知してもらうことだ。タイ初開催イベントということもあり、顧客ニーズの調査およびタイ法人としての経験蓄積も期待しての出展だったという。

【主な展示製品】
市場のトレンドを鑑みて、工場の自動を強化するオートローダーシステムを中心とした2種類の旋盤を出展した。

■ XWT-8（8インチ）2スピンドル2タレット精密旋盤
従来は高松機械工業製ローダーシステムのみで制御していたワーク送りが、FANUC製ローダーシステムで制御できるようになり、汎用性が拡張した旋盤だ。TAMAZAZ旋盤のXWシリーズの中でも最先端の切削加工も可能で、アジアと欧州の生産ニーズに対応している。また、21.5インチの大画面で操作性・視認性が向上したFANUC TOUGHタッチパネルを搭載している。

■XTS-6（6インチ）６インチクラス最小旋盤
消費電力を抑える省エネ機能と、環境変化に左右されずに高精度な切断を可能にする独自の熱変位補正システム（ThermonyⓇ）を搭載したコンパクト設計。

▲ユアサグランドフェア inタイランドに参加したスタッフ一同