高松機械工業 あさひ工場|精密旋盤のカスタマイズを担い、大幅な増産に貢献!SDGsを意識した省エネ型工場
28/10/2024
TAKAMAZ MACHINERY EUROPE GmbH
高松機械工業の精密旋盤は、主に日本の石川県白山市の本社工場と2022年4月に操業開始したあさひ工場の2拠点で製造しています。
本稿では、あさひ工場の最新生産設備や工場の生産能力についてご紹介していきます。
CNC精密旋盤 月産約200台の生産能力を誇る旗艦工場
各国へ販売している全てのタカマツ製旋盤を生産、カスタマイズしているのが以下2つの工場です。あさひ工場開設により、生産能力は大幅に向上し、精密旋盤の生産台数は1.5~2倍に増加しました。
<本社工場>
操業30年以上の歴史を持つ、管理部門・技術部門・製造部門(加工・標準組立)の主要拠点。設計業務や研究開発の他、国内外の最新マザーマシン群による部品加工やユニット組立・標準組立を行っています。
敷地面積:44680.77㎡
延べ面積:23,680.18㎡
建築面積:18,794.65㎡
従業員 :334名
▲本社工場 製造ライン一例
<あさひ工場>
2022年4月操業開始した高松機械工業の旗艦工場。主にお客様からのカスタマイズ加工に対応し、周辺装置も組付けなどを行っています。
SDGsを意識し、人にも環境にも優しい設備を取り入れています。自然エネルギーを利用した「井水利用外調機」を導入し、製造フロアは温度・湿度を一定に保っています。
敷地面積:36,375.42㎡
延べ面積:11,293.26㎡
建築面積: 9,344.80㎡
従業員 :106名
将来的には、さらに生産スペースを増やし、更なる増産体制の確立を目指しています。
▲あさひ工場外観
▲多様なユーザーニーズに柔軟に対応できる製造ライン
あさひ工場の環境に優しい省エネ設備
昨今、高松機械では「持続可能な社会」実現に向けた製品開発やSDGs達成に力を入れています。 あさひ工場は、省エネやSDGsに配慮した設備を完備し、「人にも環境にも優しい工場」をコンセプトにしています。
【あさひ工場 省エネ対策一例】
・井水を利用した先進的省エネ空調システム「プレクール/プレヒートシステム」
通年を通して温度が安定している井戸からの新鮮な外気を活用した空調システム。夏は“予冷効果”、冬には“予熱効果”が効率的に得られ、年間約350MWhの省エネルギー効果を発揮します。
・BEV(バッテリー式電気自動車)導入
本社工場~あさひ工場の移動に、環境に配慮した2台のBEV(バッテリー式電気自動車)を導入。あさひ工場には充電スポットも完備し、お客様にも充電していただけます。
その他、今後は太陽光発電システムを導入し、工場内での発電も検討中です。
希望のお客様へ工場見学ご案内しています
各工場は、随時見学を受け付けております。あさひ工場には、ヨーロッパの販売代理店の訪問実績もあり、海外のお客様へも積極的に見学をご案内しています。
高松グループが70年以上積み重ねてきた歴史と技術ノウハウを体感いただける旗艦工場へぜひお越しください。
▲工場2Fに製造ラインを見渡せる見学デッキも完備
ドイツや欧州で高松機械製CNC精密旋盤をお求めの方、複合加工機にご関心をお持ちの方は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
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