高松機械工業ヨーロッパ法人のバックオフィス紹介
▲ 左上からヴァイスプレジデント本田氏、部品調達 大久保氏、営業アシスタント 山見氏、サービスエンジニア川角氏
高松機械工業ヨーロッパ法人では、ヨーロッパ市場向けにTAKAMAZブランドの精密旋盤の販売とサービス提供を行っている。
2024年9月末、バックオフィスを支える新たな日本人スタッフが入社した。
今回は、経理業務から機械出入庫管理など幅広い領域のカスタマーサポート業務を行う山見氏に話を聞いた。
ヨーロッパの高松機械ユーザーを支えるバックオフィス
フォワーダーでの経験を活かした輸送業務サポート
営業アシスタントとして発注後の機械納入サポートや経理・総務などのバックオフィス業務を任されている山見氏は、業界未経験ながらも前職のフォワーダーでの経験や知識を活かして高松機械工業ヨーロッパ法人のカスタマーサポートに尽力している。
営業アシスタントとして…
・注文書の管理、やり取り(経理業務)
・機械の出庫依頼および書類管理
・代理店(ディーラー)との業務調整
・顧客と日本本社間のコミュニケーションサポート
・部品調達業務サポート(輸出入管理)
・総務関連業務
などを兼務している。
「主に経理と機械納入関連の仕事を半々くらいの比率で担当していますが、部品調達の仕事をサポートすることもあります。前職のフォワーダー時代は航空系の輸出入関連の仕事に従事していたので、輸送中の万が一のトラブル発生時には、知識がある分、対処が早くできると感じています」(山見氏)
輸送トラブルは納期に大きく影響するため、問題が発生した時にどの部署にどんな情報を提供して問い合わせるかが早期解決のカギになるという。トラブルを未然に防ぐためにも日頃からサプライヤーをはじめとする社内外のコミュニケーションは迅速なレスポンスを心掛けているのだ。
ヨーロッパ市場の顧客満足度向上を目指して
拠点があるドイツをはじめ、イタリア・フランス・イギリス・ポルトガル・ポーランド・スイスなどの多国籍ディーラーとの機械納入等における窓口を担っている。
「日本人ならではの丁寧で迅速なコミュニケーションは、ヨーロッパの他の機械メーカーにはない強みだと思っています。購入後、長期間使用することの多い工作機械は、特にアフターサポートの品質が重視される業界です。
今後もスピーディーな対応を心掛け、専門知識を増やしていくことでお客様との強固な信頼関係の構築を目指します。そして、私たちバックオフィスの存在が高松機械工業を選んでいただく理由の1つになれるよう、努めていきます」(山見氏)