樹脂切削加工導入事例|短納期かつ高品質加工のユニレート部品のタイ現地調達を叶えるテクノプラスト
28/10/2024
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サムライアジア編集部

温度や湿度などの環境要因による影響を受けやすい樹脂切削加工。タイで高精度な加工部品を入手するのは容易ではない。今回は、そんな高品質な樹脂加工品の現地調達に成功した丸由(タイランド)の事例をご紹介する。


タイで現地調達できる、高品質加工のユニレート

丸由(タイランド)は、2015年のタイ進出以降、様々な自動化設備の設計・開発から製作までを一貫して行っている。設備機械は多くの部品で構成されるが、中でも樹脂素材の部品製作はテクノプラスト(タイランド)に高い信頼を寄せているという。

設備機械は多くの部品で構成されるが、その中でも製品を直接掴む重要な部分である『チャック』には、低反りで電気絶縁性の高いユニレート素材が使われることが多い
ユニレートにすることで製品に触れても傷がつきにくいため、製品の提供先からの信頼を得ることに繋がる。

ただ、ユニレート部品をはじめ樹脂切削加工部品はタイ国内での調達が難しいのが現状だ。 同社でも、タイ国内でいくつかの樹脂部品加工を試したものの、品質、納期ともに安定しなかったという。そのため、日本本社からユニレート部品を航空便で運んでおり、納入までに時間がかかるのが課題だった。

そんな中で今年2022年4月に出会ったのがテクノプラストだった。
テクノプラストは、パートナー企業であるユニチカとの協力体制のもと、ユニレートをタイで提供している。高品質の加工を短納期で実現する同社と意気投合し、以降ユニレートにとどまらず、その他のプラスチック材部品も発注するようになったという。


テクノプラストの樹脂切削加工の強み

✔ 短納期・安定供給
  →タイで製作するからこその短納期が嬉しいポイント
✔ 加工品質の高さ、安定した品質
  →温度管理・湿度管理を徹底した工場で実現する高い加工品質を安定的に提供
✔ 適正価格(高いコストパフォーマンス)
  →高い品質でありながら良心的な価格で提供


さらにテクノプラストでは、黒とブラウンの2色を用意し製品ごとに色を分けることも可能だ。 色分けはポカヨケとしても効果的で、丸由タイランドとしても高く利便性を感じているという。


ユニレート タイ テクノプラスト

▲ユニレートサンプル

テクノプラストは、ユニレート加工や樹脂切削加工をタイ現地で調達したいという希望に高品質で応える嬉しい存在である。


【取材協力】

MARUYOSHI(THAILAND)CO., LTD.
各種自動化装置のシステム開発、設計、製作、施工と技術サービスを行う株式会社丸由製作所のタイ法人。
2016年に設立。納入先の産業分野は自動車・半導体・環境・薬品・部品と広範囲にわたる。

マルヨシタイランド


テクノプラスト マルヨシタイランド

▲左から丸由(タイランド)城氏、北野氏、鈴木氏、テクノプラスト生南氏、松宮氏

MARUYOSHI (THAILAND) CO.,LTD.
鈴木 康格/Yasunori Suzuki
President

取締役、本社事業部の本部長として、海外も含め事業全体を統括。
2016年にタイ法人を設立し、2018年に工場の稼働を開始させた。
現在は日本とタイを行き来している。

北野 芳則/Yoshinori Kitano
Director / Factory Manager

2006年入社、組立を担当。
2022年1月にタイ法人に着任。工場長として組立・仕上げ・現地工事などを担当している。

城 尭/Takashi Tachi
Sales Manager

2009年入社以来、営業として活躍。
2018年に来タイし、協力メーカー探しなどを含め、営業・調達を担当している。


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