テクノプラスト（タイランド）は、タイで精密樹脂切削加工品を提供しています。特に、寸法公差100分の1mm台の高精度プラスチック部品のマシニング加工を得意としており、自動車や医療機器、一般産業機器など様々な業種のお客様からのリクエストを形にして参りました。
2014年設立から昨年おかげさまで創業10年目を迎え、樹脂加工の実績とノウハウを着実に積み重ねております。
本稿では、創立10周年を迎えたテクノプラスト（タイランド）の工場設備や切削加工技術についてご紹介いたします。

樹脂の切削加工や旋盤加工を行う充実した工場設備

▲ 約6000㎡もの敷地を有するテクノプラストタイ工場

2020年3月にWHAチョンブリ工業団地2に位置する自社工場に移転しました。旧工場と比較して敷地面積を拡張し、お客様からの様々なご相談に対応できるよう、加工設備の増強を図って参りました。
昨年12月にはFANUCのマシニングセンタを2台増設し、より柔軟にご要望にお応えできる体制が整っています。

【テクノプラストタイランドの主な工場設備】
■切削加工／マシニングセンタ（8台）　※ 最大加工サイズ1,500×700mm
・東台精機（TONGTAI） TMW-1500A

・ファナック（FANUC）ロボドリルα-D21LiA, α-D21LiB Plus

・ブラザー（BROTHER）SPEEDIO S1000X1

・ブラザー（BROTHER）SPEEDIO R650X1

■旋盤加工／複合旋盤・NC旋盤（3台）
・マザック（Mazak）複合加工機INTEGREX J-300

・東台精機（TONGTAI） TCS-2000L

■切断加工／バンドソーなど

■アニーリング／アニール窯　※内寸 600×600×600mm　温度域20℃～ 300℃

■QCQA/各種測定器

タイで精密樹脂切削加工部品を提供し続ける秘訣

樹脂（プラスチック）は数ある素材の中でも温度や湿度などの環境要因に左右されやすく、種類によっては吸水性もあるため、東南アジアの高温多湿な環境での取り扱いには充分に気を配らなくてはなりません。
弊社では、高品質な樹脂製品を提供するために、日本で50年以上の樹脂加工実績がある本社工場と同等基準での品質管理を行っております。

✓ 徹底した温度管理
工場内を25℃±2℃で維持するよう、温度管理しています。また、運搬中の変形を防ぐため、荷台にエアコンが付いたトラックを完備しています。製品がお客様の手元に届くまで温度管理を徹底しています。

✓ 日本の加工品質基準を理解したタイの技術者
現在、加工業務に携わるスタッフは13名在籍。中には本社工場での技能実習を経験したスタッフもおり、タイで10年培ってきた加工技術やノウハウはもちろん、日系企業が求める品質水準を熟知しています。

✓ 短納期（納期遵守）
樹脂材料は在庫を持つことで、リピートのお客様からのオーダー品は常に決まった納期スパンで提供しています。納期と品質を維持し続けることがお客様からの信頼につながっています。

多様な樹脂材料や部品サイズにフレキシブルに対応

テクノプラストタイランドでの加工実績一例
設備部品・治工具／搬送トレイ・パレット／製品検査用治具／工業用機械部品／半導体製造装置部品／検査装置部品／医療機器部品

タイでも豊富な種類の樹脂材料を揃え、大小様々なサイズの部品製作に対応しております。

タイで高精度なプラスチック（樹脂）切削加工をお求めの方は、お問合せフォームよりご連絡ください。