当社「Thai-Lian Forklift Co., Ltd.」は、中国のトップメーカー「HELI フォークリフト」のタイ正規販売代理店です。
今回は、低価格で高品質なHELI製品の中でも、リチウムイオンバッテリーのフォークリフトの導入メリットをご説明します。
リチウムイオンバッテリーと鉛バッテリーの違いについて
まず、従来の鉛バッテリータイプとのメリット・デメリットの比較です。
リチウムイオンバッテリー
長所
・急速に充電できる(約1~2時間)
・長寿命
・メンテナンスフリー(バッテリー液の補充が不要)
・安全性が高い(自動保護機能つき)
短所
・電極の材料であるレアメタルが高価
鉛バッテリー
長所
・電極の材料である鉛が安価で、コストパフォーマンスが高い
短所
・充電に時間がかかる(約8~12時間)
・長時間使用するには、スペアバッテリーを用意して交換する作業が発生する
・メンテナンス(バッテリー液の補充)が必要
リチウムイオン電池と鉛蓄電池の比較表(HELI フォークリフト比)
タイの搬送現場にリチウムイオンバッテリーの電動フォークリフトを導入するメリットとは?
どちらのタイプにもメリット・デメリットがあります。しかし、タイの物流現場に携わってきた当社の経験からリチウムイオンバッテリーの電動フォークリフトの方がタイの現場に向いていると考えます。
その理由は大きく分けて3つです。
① 充電し忘れても大丈夫!
充電時間が8~12時間かかる鉛バッテリーは、夜間に充電して日中に使用するケースが多いです。初歩的なミスですが、「充電し忘れて、長時間待たないと使えない!」というトラブルはよくあります。
さらに、連続して使用するためにスペアバッテリーを用意して交換しながら使用することも一般的です。
リチウムイオンバッテリーは1~2時間で充電が完了するため、万が一、充電を忘れても大幅にタイムロスを削減できます。さらに、1つのリチウムイオンバッテリーで連続稼働することが可能です。
思わぬ事態が起こりがちなタイの現場には柔軟性が高いリチウムイオンバッテリーが適しているのではないでしょうか。
② メンテナンスの手間もない!
鉛バッテリーは、定期的にバッテリー液の補充や清掃といったメンテナンス作業が必要です。
この作業を面倒がったり、誤った方法で行なったりすると、バッテリーの寿命を短くし、最悪の場合、事故につながる可能性があります。
リチウムイオンバッテリーはそのようなメンテナンス作業が不要で、長期使用が可能です。
タイ人スタッフにとってはメンテナス作業が軽減されるので、主要業務の時間をしっかり確保できるというメリットがあります。
③ 安全装置搭載で安心!
リチウムイオンバッテリーを安定的に作動させるうえで重要なのが、「温度の管理」と「過充電の防止」です。
HELIの製品は、リチウムイオンバッテリーの熱暴走を防止するための保護機能と、バッテリーが十分に充電されると自動で充電を停止する安全装置が搭載されています。
以上のようにリチウムイオンバッテリーはスタッフの負担を軽減し、かつ安定して長期使用が可能なことをご理解いただけたと思います。
さらに詳しい情報は下部のお問い合わせフォームよりタイリアン フォークリフトにご連絡ください。
その他、タイでの物流機器の導入・レンタル・メンテナンスなども当社へご相談ください。