製造業向けの生産管理システムとして、タイ国内で多くの導入実績があります。採用される理由は、会社ごとの業務要件と課題を整理し、個別に最適化を図り、きめ細かく対応する導入体制と開発力にあります。もちろんパッケージされた機能は、量産的、及び受注生産的な工場のどちらにも対応しており、平均的な管理要件を標準で満たしています。
① システムを使用するのが初めてという方を想定
タイではエクセルと紙を使って業務をしている方が大変多く、システムを使用するのが初めてというご担当者様も多くいらっしゃいます。そうした背景から、初めて利用される方にも簡単に操作できるように配慮したユーザーフレンドリーな画面デザインと操作性を実現しています。
エクセルへのデータ出力とデータ取込みも、全ての画面で簡単にできます。
② 日本語・タイ語表示に対応
日本語・タイ語・英語の3ヵ国語の表示に対応しています。
画面右上の言語選択メニューから、リアルタイムに言語を切り替えることが出来ます。言語選択のためにシステムにログインし直す必要がなく、画面上で指定した検索条件を維持したまま、表示言語を切り替えることができます。
③ バーコード活用によるリアルタイム生産実績管理
バーコードや文字読み機能(OCR)の活用により、部品・原材料の出庫管理と誤投入の防止。製品・仕掛品の各工程の出来高と作業時間をリアルタイムに集計します。
在庫品の先入れ先出し管理、ロットトレーサビリティといったニーズにもパッケージ標準対応。
バーコード活用による棚卸は、棚卸の実施後、速やかに帳簿在庫と実在庫の差異を確認できるので、棚卸差異が大きい場合は、すぐに現場へ行って確認することができます。
④ 生産進捗をリアルタイム管理
生産現場から集計された生産出来高は、THOMAS GLOBE のダッシュボード機能により、生産指示数と実績数を比較したグラフから、生産進捗を視覚的に把握できます。
⑤ 生産実績から製造原価を計算
量産的な生産工程は、間接費を製品・仕掛品の生産実績をもとに配賦計算、投入した材料費からの積み上げ原価により自動計算します。
受注生産的な生産工程は、製番と枝番ですべての製造原価を紐づけ管理します。製番・枝番毎に製造原価の明細を確認できます。
⑥ 基準生産計画の立案と所要量計算
生産実績を管理して、各製品・仕掛品・原材料の在庫が正確に把握出来るようになれば、次のステップとして生産計画のシステム化を提案します。
得意先からの注文情報、各製品・仕掛品・材料の手持ち在庫数と安全在庫の設定、発注情報の入庫予定、生産情報からの入出庫予定。
これらの情報をもとに、製品・仕掛品・材料が、いつの時点で足りなくなるか、在庫推移表を作成して、欠品防止します。
発注点管理にも対応、現在庫数が発注点を割ったタイミングで、欠品リストにアラート表示します。
塚本 裕司
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