タイ会計・税務対応 ERP・会計システム
タイの会計基準と税務まで対応した統合型ERPシステムです。会計帳簿への伝票仕訳・固定資産の償却費計算・税計算が規定に沿ってパッケージされています。タイで求められる毎月の税計算と申告、書類作成を、仕訳内容をもとにシステムが計算し、税申告書類を自動作成します。
① 各伝票の会計帳簿への自動仕訳と決算早期化
システム内で発生した各伝票は、ワンクリックで会計帳簿に自動仕訳されます。
統合型のERPシステムであるため、決算書の中で気になった経費等あれば、決算書から発生元の伝票まで遡って簡単に調べることができます。
会計帳簿への人手による伝票入力業務を極力削減し、決算早期化と統制強化を図ります。
➁ タイ税務にパッケージ標準対応
タイでは毎月の付加価値税VATと源泉徴収税WHTの税計算と歳入局への申告が必要です。
THOMAS GLOBE は、タイ税務にパッケージ標準で対応しています。
会計帳簿の仕訳内容から、自動的に付加価値税VATと源泉徴収税WHTの税計算を行ない、歳入局への申告書類を作成します。
③ タイの固定資産管理に対応
タイの規定に沿って、固定資産を管理します。
毎月の減価償却費を自動計算し、会計帳簿へ自動的に仕訳します。
バーコードラベルの運用にも標準対応しています。比較的小額からの固定資産の計上と管理が必要なタイにおいて、資産管理ラベルをバーコード化して、棚卸業務を効率よく行なえます。
④ 管理会計にも柔軟に対応
財務諸表は、特別なプログラミングをすることなく、複数のフォーマットをシステムに登録できます。
例えば、損益計算書を単月だけでなく、複数月を並べて比較表示させることができます。
また、日本語の勘定科目表示にも対応、日本本社向けの決算書を簡単に出力できます。
グラフィカルなレポーティング機能を活用して、管理会計にも柔軟に対応できます。
タイの投資恩典BOI別・社内部門別・事業種別等、複数のセグメントコードを設定して分析できます。
⑤ 外貨建て取引、為替差損益計算に対応
海外企業との外貨建て取引を想定し、ドル・ユーロ・円など多通貨管理に対応します。
タイ中央銀行の為替レートをWEBからダウンロードし、システムのマスタに設定できます。BL日を請求日とは別に伝票単位に設定できるので、海外取引において正確に為替レートを適用できます。
債権・債務の管理で発生する為替差損益は、システム上で自動計算され、会計帳簿に仕訳されます。
⑥ タイ歳入局のインボイス電子化制度 e-Tax Invoice & e-Receipt に対応
タイ歳入局が進めるインボイスの電子化対応、e-Tax Invoice & e-Receipt に対応しています。
2018年に開始されたこの制度は、近い将来、タイのすべての法人(VAT登録事業者)への導入が義務付けられると見込まれており、日系企業でも対応が求められ始めています。
対応にあたっては、デジタル証明書の取得からタイ歳入局への申請手続き、歳入局の規定に沿ったシステムの導入が必要です。
THOMAS GLOBE は、パッケージ標準でこれに対応しています。
また、弊社では、必要な申請手続きの代行も受け付けており、ワンストップで速やかに、歳入局の規定に沿ったインボイス電子化対応を進めることができます。