タイでユニオンツール製のエンドミルやプリント基板用工具の販売を行なう東京マシン・アンド・ツール(タイランド)。
8月に新たな人事を発表した。
2014年以来General Manager(以下、GM)を務めてきた永山類氏に代わり、新GMとして小島貴行(こじま たかゆき)が就任。
今回は、新GMに展望や強化製品について話を伺った。
同社は、タイに在庫を豊富に持ち、顧客からの急な問合せにも即納体制で応えられることが大きな強みだ。
タイ企業や日系企業のタイ人スタッフ達とも信頼関係は強く、「タイ法人に来てまず感じたのは、タイ人営業スタッフが各自責任を持って、積極的にお客様の現場へ行っていること」だと小島GMはいう。
ユニオンツール製のプリント基板用工具は世界でもトップのシェアを誇る。
また、近年日本、タイともにニーズが高いエンドミル。
ユニオンツールはエンドミルの開発を強化し、東京マシン・アンド・ツール(タイランド)もこのニーズに応えるべく、エンドミルの在庫を増やし、加工条件に合う製品の提案を行っている。
日本ではプリント基板用工具の営業を担当してきた小島GM。
「タイ人スタッフと情報共有しながら、私自身もエンドミルに関する知識・提案力を高めていかなければ」と気を引き締める。
また、「目配り・気配り・心配り」をポリシーとして信頼を築いてきた営業経験をもとに、タイでも丁寧な提案・サポートをしていきたいと話してくれた。
様々な加工に対応できるよう、エンドミルの開発を続けるユニオンツール。
タイで高硬度材の加工が増えていることを背景に、2018年に新製品の超硬エンドミル「ユニマックスシリーズ」の販売を開始した。
新たなコーティング膜の採用により、これまで対応ができなかった鋼材高度60以上70までの切削が可能になる。
①新コーティング膜(HGMCOAT)の採用により、60HRC以上の高硬度材の加工に長寿命で対応
②新超硬材料による高い耐摩耗性
③新形状で耐欠損性が向上:すくい角、逃げ角を高硬度材加工用に最適化
④高精度外径公差・R精度・シャンク径公差:h4公差に対応!
「硬い素材を削れるようになったことで、今までユニオンツール製品を使用頂けていないお客様にも導入を検討して頂ける」と小島GM。
さらに今後もエンドミルのコーティングの種類やサイズ、長さなどバリエーションを増やしていく方針だという。
タイでエンドミル・プリント基板用工具をお探しの方は、下記お問合せフォームよりご連絡ください。