1974年に設立した東京マシン・アンド・ツール株式会社。
プリント基板メーカー様を主要顧客に、プリント基板加工用の穴あけ機械設備、消耗品、工具の販売を行なっています。また、ユニオンツール株式会社の代理店として約40年以上の取引実績があります。
タイ進出は2006年10月のこと。今回は、サムライアジア編集部が、東京マシン・アンド・ツール㈱本社を訪問し、東京マシン・アンド・ツール(タイランド)歴代の駐在者へ進出エピソード、サービスの強みについてお話を伺って来ました。
■タイに進出した経緯について教えてください
坂本:タイ進出は、私の父になる先代からの意向です。タイに渡航するまで全くタイがどのような国かわかりませんでした。2006年8月に初めて渡タイしてから2ヶ月後より約4年半にわたって私が駐在することになりました。
そもそも、ユニオンツール製のプリント基板を加工する為の工具を販売する目的でタイ法人を設立しましたが、タイには多くの自動車関連産業が進出していて、切削工具やエンドミルといったニーズが多く、プリント基板用の工具以外のラインナップも増やすようになりました。
■日本では切削工具・エンドミルを取り扱っていなかったのでしょうか?
池田:私は東京マシン・アンド・ツールに入社して30年以上になりますが、タイに進出するまで切削工具、エンドミルの取り扱いをした事はありませんでした。弊社としてもタイ進出がターニングポイントになったと思います。
坂本:タイで営業をしていると日本以上にビジネスの可能性を感じまして(笑)弊社は設立以来、ユニオンツール様と40年以上に渡り共に歩んで参りました。先代からの方針で弊社はユニオンツール様一本で商売させていただいています。
池田:今日に至るまでユニオンツール様と二人三脚でやってきました。情報共有を行い、自社で在庫をストックしタイムリーに対応する。売り切りサービスではなくアフターサービスまで行う体制をタイで構築出来たのが最大の強みとなった訳です。
■タイにおける今後の可能性
永山:私は2014年7月よりタイに赴任しましたが、日本ではなかなかお付き合いすることが難しい自動車関連メーカー様をはじめ大手企業様とのお取引をさせて頂くことが出来ました。タイでのビジネスの可能性を無限に感じています。
坂本:永山は当時、入社4年目を迎えたばかりだったんですよ。業界ではほぼ新人だった訳ですが、私がタイへ赴任させたんです。今となれば人事が大成功しましたね。(笑)
永山:まさにチーム東京マシン・アンド・ツール(タイランド)です!タイ人スタッフに支えてもらいました。
池田:私の後任が永山だった訳です。私が管轄している部署「新規開発事業部」が日本でサポートしているので、永山にはとことん頑張れと伝えました。
坂本:より多くの企業様に、ユニオンツール社製工具をはじめとした当社商材で貢献できます様、社員一同今後も精進してまいります。
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