小径工具の分野で確かな技術と実績を積み重ねてきたユニオンツール。弊社東京マシンアンドツール(タイランド)(以下、TMTT)は、タイにおけるユニオンツールの販売代理店として、15年以上にわたってタイで販促活動を行って参りました。
今回は、同社の売れ筋製品の1つであるロングネックボールエンドミルの新製品の紹介を含めて、ユニオンツールの強みや特長について、ユニオンツール(タイランド)の斉藤Directorとともにご紹介致します。
新コーティングを採用した『HWLB』&『CWLB』
超硬エンドミル ユニマックスシリーズは、外径φ0.06mmからφ20mmまで幅広いラインナップがあり、特に要求精度の高い小径サイズにおいて、業界内でも高い支持を集めています。
中でも、売れ筋製品であるロングネックボールエンドミルのうち以下の2シリーズを従来品からのバージョンアップとして新発売しました。
■ロングネックボールエンドミル『HWLB』
既存のHARDMAXコートから、硬度と靭性を向上させた新コーティング『HMWCOAT』を採用し、耐摩耗性が向上しました。
コーティングをアップグレードしつつも、ロングセラー製品HSLBと同形状の設計を採用しているため、HSLBを使用のお客様も安心して切り替えてご使用いただけます。
<可変すくい角設計>
■ 先端部|強ネガティブ形状、欠損・チッピング防止
■ 外周部|弱ネガティブ形状、切削抵抗:小→ビビリ抑制
■ ロングネックボールエンドミル『CWLB』
既存のUTCOATをバージョンアップさせた『UTWCOAT』を採用。高硬度・高靭性な多層膜で特に生材~40HRCの硬度領域で長寿命化を実現しました。
新コーティングに加えて、独自の先端微小フラット形状を採用したことで、工具先端による加工面荒れを抑制し、加工面性状(鏡面性)を向上しています。特に、プラスチックやゴム製品の金型製作におすすめの工具です。
▲ PXA30(30 HRC)仕上げ加工例
品質を向上し、価格を下げたコストパフォーマンスの高い工具
特筆すべきは、性能だけではありません。どちらの製品も既存シリーズより精度をあげているにも関わらず、希望小売価格は従来モデルよりも20%も下がっています。タイでも十分価格競争力がある製品です。既存のシリーズをお使いのお客様にも積極的に置き換えをおすすめしています。
また、刃形状や各種コーティング膜も自社で開発しているため、現場ユーザーからの要望やフィードバックを活かした独自性のある機能的な工具を毎年リリースしています」(ユニオンツールタイランド 斉藤氏)
・R精度や外径公差などの高精度化の追い込み
・小径工具分野における業界内でも高い製品開発力、対応力
・日系顧客からの厚い信頼
タイのユニオンツール販売代理店の中でも実績、在庫数トップクラス
弊社TMTTは、創業当時からユニオンツール製品を中心に工具の販促活動を行っており、タイ国内の販売代理店の中でも豊富な実績と経験を有しております。ユニオンツールとは、毎月ローカルスタッフを含めた定例会議を重ねており、製品知識やお客様からのフィードバックなどの情報交換を密に行っています。
ユニオンツールの超硬エンドミルは、1000サイズ以上の在庫を保有しているため、幅広い種類の工具が短納期でご提供可能です。