当社のRFIDリーダライタは、無線通信を利用しICタグを非接触で感知します。
使用しているUHF帯のICタグは、読み取り距離が長く、隠れた場所にあっても感知できるのが特長です。
タイでも大企業や外国企業を中心に関心を持つ人が増えていて、「○○に活用できないか」「他に用途はないか」といったお問い合わせを頻繁にいただくようになりました。
そこで当社では、人やモノの移動や通過に焦点を当てた新たな活用ソリューション「ハンズフリー通過管理システム」を開発。
本稿では、このシステムのメリットをご紹介します。
例えば建設現場での入退場管理。
現場の規模が大きく、作業者が増えていくにつれて、手間がかかるのが人の管理です。
通用門に入退場簿を置き、その都度手書きで記入してもらうと、行列ができて始業に間に合わないこともしばしば起こります。
さらに、スペルや記入内容のミスが重なって、精度が落ちることも少なくありません。
そんな時に最適なのがRFIDリーダライタを使った集中管理です。
ヘルメットやユニフォームに装着したICタグを、自動操作モード搭載の当社製のリーダライタを使って瞬時に読み取ります。
データはただちにLANシステムを通じて、クラウド上にある管理サーバに伝達。
リアルタイムで入退場の状況、さらには作業者の現在地が把握できるという仕組みです。
この活用モデルは、製造現場のほか、病院や介護施設での外出・徘徊検知などにも応用できます。
また、展示会やセミナー会場での来場者の動線把握にも最適です。
人が移動し、通過することで得られる情報を多角的に分析することができます。
当システムは、製品などのモノの管理にも活用できます。
混沌としていた生産工場や物流倉庫も、このシステムを使えば管理が行き届いた現場に生まれ変わります。
生産工程の中で製品がどの工程にあるかをリアルタイムで把握できます。
仕掛品管理、その進捗状況の把握、さらには在庫管理や棚卸管理にも転用が可能です。
管理台帳への記入やバーコードでの読み取りといった、面倒な作業からも解放されます。
生産ラインを止める必要もありません。
また、製品に付けられたICタグは、売り場での紛失や万引きといった不慮の事故防止にも役立ちます。
確認のための貴重な時間や専任の監視要員を置く必要からも解放され、トータルコストの削減にもつながります。
さらに、当社製品リーダライタ「FRU-4025Plus/FRU-4100Plus」は、アンテナさえしっかりと設置しておけば、パソコン制御を経ることなくインターネット上のクラウドにデータを直接送信できるという優れもの。
本体とアンテナだけの最小スペースですから、導入決定からシステムの構築・運用までを最短時間で進めることが可能です。
このほか、不正侵入のアラート発信や、食品加工現場でのフードディフェンスといった衛生管理にも応用が可能です。
多種多様な業種・業界への活用ができる「ハンズフリー通過管理システム」。
人・モノの管理でお悩みの方は、是非ご検討ください。
フリーウィル・マーストーケンの自動認識システム、サービスに関心をお持ちの際は、下記フォームよりお問い合わせください。
Office
Tel: +66(0)2034-4253~6
島 Shima
Email: shiman@mars-tohken.co.jp
ジホン Jihong
Mobile: +66(0)63905-9072
Email: jungj@mars-tohken.co.jp