この場を借りて、私の日頃考えている経営方針を申し上げます。
まず、TOHOは共に働く従業員を大切にする会社であること。
社員を大切にすることによって会社も成長していく。常々そう考えています。
また、当たり前のことですが、TOHOはタイ国で仕事をさせてもらっているという、謙虚な気持ちを持ち続けなければいけないと思っています。
タイ人を雇用し、業績を上げ、きっちり税金を納めて、タイ国の発展に貢献していきたいです。
そして従業員の皆さんへ。
日本人は私と工場長の2人しかおりません。
今後も、日本人スタッフを増やさず、タイ人の雇用を積極的に行なっていきたい考えています。
当社にはタイ人の取締役がいますが、誰もが頑張れば、彼のようにきちんと評価して、当社の要職に就いていただきます。
人事考課のひとつの基準にしていることをお伝えします。
評価は、A・B・C・D…としています。
A評価は、私の考えている事の先を行くことができる人。
私が感心するような事をどんどん提案していただきたい。
B評価は、私の方針を100%実行できる人。
Cは80%くらい、Dは60%程度実行している人への評価です。
TOHOの従業員は、できれば全員がAになってもらいたいと心から願っています。
会議室や私のオフィスの壁を取り払ってガラス張りにし、ドアを開けているのは、いつでも私に何かしらの提案を持ってきて欲しいからです。
皆さんが私の部屋を訪れるのを楽しみにお待ちしています。
そして、皆さんが仕事に専念できるよう、より良い環境を整えていきます。
事務職の方々はお気づきと思いますが、窓を二重窓にして騒音を軽減しています。
遮音塗料、遮熱塗料を屋根や壁に塗って、騒音・暑さ対策も行なっています。
新しい食堂も、皆さんの労働環境の改善に役立ち、働きやすい職場になっていることでしょう。
当社では、4月のソンクランと日系企業が休みになる8月(お盆)には、長期の連休を設けています。
これは、特に地方に帰省する従業員に大変喜ばれています。
最後に、将来当社で働きたいと考えている学生諸君へ。
当社には、インターン制度を活用して、ぜひ実体験をしに来て欲しいです。
皆さん、これからもTOHOをよろしくお願いいたします。
津田 直樹 NAOKI TSUDA / Managing Director
1950年4月生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒。
1974年、丸紅(株)非鉄金属部に入社。
その後、アメリカ、イギリス勤務を経て、
2003年、丸紅インド会社社長に就任した。
丸紅時代の取引先社長に請われ、
2015年10月にToho Indsutry (Thailand) Co., Ltd.に入社。
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