Thai Taiyo Tentより工業用テント事業を継承
TOMAS ENGINEERINGはテント事業・産業用機械&ツール、FA&環境省エネ事業の3つのビジネスを軸に製造業向けのお客様にサービスを展開するエンジニアリング会社です。
現場発のスモール改善をモットーにお客様から身近な企業として事業支援を行っております。
おかげさまで今年、タイでの設立10周年目を迎え、2021年7月1日より新事業として太陽工業株式会社のタイ販売会社THAI TAIYO TENT CO., LTD.(以下、太陽テント)から工業用テント事業を継承しました。
工業用テント 設計・製造・販売の三位一体!
製販一体型で顧客をサポート
当社と太陽テントはかねてから取引きがあり、すでに販売店としての実績もありました。太陽テントの事業内容の転換に伴い、スタッフ・製造設備等を含めて、工業用テント事業を継承する運びとなりました。
3社の協業で生まれる相乗効果
今後工業用テント事業を継承するにあたって、太陽工業株式会社・Neo Max 2021 (Thailand) Co., Ltd.とは協業関係になります。
Tomas Engineering(Thailand):工業用テントの販売・設計・工事、ユニフロー製シートシャッター・ドア製品の販売・設置、FA関連機器、環境省エネ製品、工場用設備等の販売・設置
太陽工業株式会社:工業用テントのキャンバス生地供給、その他タイで調達が難しい関連部品等の提供
Neo Max 2021 (Thailand) Co., Ltd.:工業用テントの製造(アユタヤ工場)
テントの要であるキャンバス生地は、引き続き日本製を使用します。太陽工業が自社で研究・開発しており、耐久性に優れた付加価値の高い工業用テントの提供が可能です。
日本製キャンバス生地(膜材)の特長
・耐久性に優れている(ローカル品と比べて約2倍長持ち)
・JIS規格を遵守した高い防炎性
・高い透光性(アイボリー色膜材使用で透光率約10%)
また、設計図に基づいたキャンバス生地の切断・縫製、溶着加工等は、Neo Max 2021(アユタヤ工場にて行なっています。
従来の製造技術を継承し、日本での研修経験もあるベテラン作業員が作業にあたります。
▲アユタヤ工場での生地加工の様子
タイにおける今後の「仮設需要」に期待
あくまでテントは「仮設建造物」として位置づけられることが多いのですが、どんな業種にせよ、ビジネス拡大の過程において「仮設需要」は必ず発生するだろうと考えています。
仮設建造物(テント)導入時の検討基準で多いのが、価格が安いことです。安いテントは当然寿命は短いのですが、特にタイはこの傾向が顕著でした。ですが、コロナ禍でコスト削減が叫ばれるご時世だからこそ、タイでもコストパフォーマンスを重視する考え方が支持を得ていると感じています。
当社の高性能・高品質なテントが、今後タイ市場にどれだけ浸透していけるのか、大変楽しみなところであります。従来の品質を維持しタイを代表する日系テントメーカーとして新しい需要に応えていきたいです。