多様な加工設備・機器を有しており、アルミ押出から後加工まで一貫したサービスが特長
アルミ品加工もトステムタイが自信を持ってお勧めするサービスの一つ。アルミ品加工とは、お客様の図面に基づき押し出されたアルミ材に後加工を施す工程。トステムタイでは、アルミ押出バー材から切断工程(最終製品の長さ・角度に応じて切断)、金型打ち抜き、切削工程、フライス加工工程、タップ加工工程、曲げ工程などのサービスを一貫して提供している。後加工されたアルミ品の大部分は、自動車外装・内装部品、電子・電機・電器部品、ヒートシンクなど冷却部品等、諸産業に使用される。
トステムタイのアルミ品加工の特長は専用機械とベテランスタッフの熟練度
トステムタイでは、加工工程に使用する設備の自社設計・組立が可能で、お客様の要望事項・数量に最適な加工方法・設備の提案をする事が可能。トステムタイにて所有の既存設備で、お客様の要望内容・数量・納期に対して対応可能な場合は既存設備を有効活用し新規設備導入なしでの加工対応が可能に。お客様要望の加工内容と数量により、設備新規導入の方が優位性を発揮できる場合は新規設備導入の提案を行う。新規設備の設計・組立はトステムタイの熟練工チームが自社工場内で実施しているが、常に日本人専門家による機械設計関連のサポートがある中で設備設計・組立を実施している為、同社の加工対応は安心して任せる事が出来る。
また、10年を超える経験を持つ熟練したスタッフも在籍しているため、経験と技術が問われる高精度加工・曲げ加工など、難度の高い加工内容への対応も可能。
1. お客様から断面・加工図面を拝受。
2. 図面を確認し、押出断面を作成。(適宜、相談による図面調整あり)
3. 製造所用期間、機械投資等の諸条件を考慮の上、各製造工程のコストを査定。
4. お客様に見積書を送付。
トステムタイでの上記手順の所用期間は約1〜2週間。
アルミ品加工に使用する機械
同社では多種多様なアルミ品加工に使用される設備を保有している。今回は、同社所有の主だった加工設備の例を紹介する。
■ 自動切断機:社内で設計・組立された機械。半自動方式で作業時間を低減。
▲ 半自動方式のアルミ製品切断用自動切断機
■ NC工作機械:長さ100mm〜6,000mmの製品のフライス加工に適した機械。
▲ 長さのあるアルミ製品の加工に適したNC工作機械
▲ NC工作機械によるアルミ製品削孔の実演
■ CNC加工機:長さ30mm〜700mmの短い製品のフライス加工に適した機械。
▲ アルミ製品加工用CNC加工機。加工後、作業者がエアブローで再度製品を清掃(右)
■ カメラ検査装置: ロボットカメラで製品を検知する機械。製品の表面を100%検査。検査では製品の各ポイントが撮影され、コンピュータモニタ上にOK/NGが表示される。目視で検査しにくい箇所をサポートできる。
▲ 製品の所定のポイントを検査するカメラ検査装置
■ 梱包機: 作業時間と人員を低減するため、社内で設計・組立された機械。製品の梱包がスピーディーに。
▲ 梱包機と、アルミ部品梱包の実演(右)
アルミ押出工程からの一貫したサービスで時間とコストを低減
トステムタイでは総合的なアルミ品加工サービスを行っており、アルミ押出・表面処理から切断、孔空け、切削、曲げ、組立工程から同一工場内での梱包業務まで一貫対応が可能なため、工程毎に別の発注先を使い分ける必要がなくなり、輸送にかかる時間とコストを低減することができる。
また、トステムタイでは製造工程に関してお客様にご安心頂けるよう、製造工程の見学も実施している。お客様に同社の各工程を理解してもらい、押出から加工までの同社の一貫サービスの優位性を体感して欲しい。