トステムタイは、2023年6月21日〜24日にバイテック・バンナーにて開催されたManufacturing Expo 2023に出展した。
今回は、アルミプロファイル(アルミフレーム)、ソーラークランプ、ドア・窓部品といったアルミ部品だけでなく、未来に向けた新製品『PremiAL R70』をハイライトとして紹介。同社の独自技術を駆使して実現した、環境に配慮したアルミ形材である。
今回のブース出展の目的は、トステムタイが自動車産業や建設部品、電子部品といったあらゆる産業の用途に応じた、アルミ部品を製造していることの認知拡大だ。総合的な製造技術だけでなく、アルミ産業での経験豊富なスタッフも同社の強みである。
現在、世界的に環境問題への取り組みは重要視されている。消費者は環境に配慮した製品を選ぶ傾向が強くなっており、メーカー側もそれらの需要に対応できるように環境に配慮した製品の開発・製造に力を入れている。
アルミ製品のメリットは、高い耐久性と100%リサイクル可能だという点だ。トステムタイではメインに製造しているドア・窓部品の他、自動車産業・電子産業・建設業といった幅広い産業向けのアルミ部品製造サービスを提供している。
同時にトステムタイでは、環境に配慮した製品として、低炭素型アルミ形材『プレミアルR70』も紹介。原材料に多くのアルミリサイクル材を使用することにより、カーボン排出量の低減をはかる製品でトステムタイ独自の技術力によって実現した。
ー『PremiAL R70』とは?ー
材料の70%にアルミリサイクル材を活用し、カーボン排出量を新地金仕様製品と比較して55%の低減を実現した低炭素型アルミ形材。リサイクル材を70%も使用していながら、性能や耐久性は既存製品と変わらない。
「今回は、弊社で例年展示している各種アルミ部品の他に、ハイライトとして新製品『PremiAL R70』を紹介しました。
これまでのイベント出展時でのアンケート結果から、タイ人の消費者は環境に関する製品に関心を持ち始めているという傾向がわかっています。
環境に配慮する製品を選ぶ傾向が約70%もありました。
低炭素型アルミ形材『PremiAL R70』は、これらの需要に応えることができます。品質や性能も従来品と同等を維持していますので環境に優しく、かつ、汚染物質排出も低減できる画期的な製品なのです。
リクシルグループとして、“2050年までにCO2排出量を実質ゼロにする”という企業目標を掲げており、タイおよび世界規模での脱炭素社会実現に向けて、今後もより良い環境配慮型製品の開発に注力していきます」(OEM Sales Division Managerスメーティー氏)
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