2月13‐16日にBITECで開催された「THAILAND INDUSTRIAL FAIR(TIF)2019」。今回の展示会テーマは、「Smart Solutions Create Intelligent Manufacturing」。最先端の技術を工場や生産現場と結び付け、タイの製造業のあらゆる顧客のニーズに対応していく、というコンセプトです。タイの産業は現在、生産工程を自動化・システム化していく変革・転換の時。AIやIoTシステムなどの技術を活用し、世界で競争できるよう、国として産業の発展に取り組んでいます。
サムライアジア編集部は、トヨタマテリアルハンドリング(タイランド)のブースにて、マーケティングマネージャーのSurachai Pisuthvashira氏にインタビューしました。
サムライ:「TIF2019」に出展した目的と、来場者の感触を教えてください。
Surachai氏:より多くの企業関係者や起業家の方々に我々の技術や製品を紹介したいと考えて出展しました。また、今回はタイ工業連盟やタイ金属梱包協会と連携して新技術を紹介することもできました。
TIF2019は、「Smart Solutions Create Intelligent Manufacturing」のテーマをもとに、多くの物流システムや工業製品・技術を展示されるイベントです。物流関連事業を行うトヨタの製品に適していて、実際に多くの方が関心を示してくれました。
サムライ:展示された製品はどのようなものですか?
Surachai氏:現在、タイは環境汚染の問題に直面し、環境保護又は公害防止を重視していることもあり、電動式の車両を展示しました。また、オートパイロットシステムを搭載した車両も展示しました。キーカートを活用すると、正確かつ安全、無公害で自動運転することができます。
注目頂きたいのが、上記のオートパイロットシステムなどのスマートソリューションです。無料で電動カウンターバランスフォークリフト「3HFW」に試乗できるキャンペーンも実施しました。トヨタの製品を一度も使用したことのないお客様に、製品の良さ・強みを体感して頂きたいと思って行いました。
3HFWシリーズは、電動カウンターバランススタッカー式で、狭い場所や様々な種類のパレットに対応することができます。高さ3メートル以下の現場や小型倉庫での使用に最適です。
サムライ:TIF2019を終えて、トヨタ社として今後をどのように考えられますか?
Surachai氏:私たちトヨタマテリアルハンドリング(タイランド)は、住みやすい社会やより利便性の高い生活・ビジネス環境をつくる一員でいたいと思っています。特にタイ社会は高齢化が進んできており、労働力は重要なものになっています。労働力不足から起こる問題を救い、無公害で環境にやさしい製品を提供することができれば、快適で安全かつ便利な社会の実現に貢献できると信じています。
Toyota Material Handling Movies
■Toyota Material Handling Thailand ーTIF 2019ー
■Time Lapse TMHTH Booth Construction ーTIF 2019ー
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